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去年から大連で放映されている「世一堂」という製薬会社のCMでこんなのがあった
 
京劇の舞台で黒い隈取をした魏延(Wei4 Yan2)がなぎなたを振り回しながら、
 
  我是魏延,我怕谁?
  (俺は魏延だ、誰も怖くないぞ!)
 
と気勢を上げていると、上から大きな胃薬の箱が降ってきて、魏延をぺしゃんこにするというCM。
 
最初見たときは何のことやらわからなかったが、二、三回見てわかった。
現代中国語では魏延と胃炎はともに Wei4 Yan2で同音、画面の字幕をよく見ると魏延の横にカッコつきで「胃炎」と書いてある。
 
これは傑作!
 
さらに別のバージョンでは、諸葛亮と馬岱が登場
 
  馬岱:军师,魏延(胃炎)他。。。。。。
  (軍師どの、魏延(胃炎)が・・・・・・)
  諸葛亮:魏延(胃炎)不治,必是后患!
  (魏延(胃炎)を処置せねば、必ずや後の災いとなろう!)
 
  その後、諸葛亮が商品の胃薬を手にとって、効能をアピール。
 
つまり、魏延も胃炎も早期発見、早期治療が大事ということですかね(ってほんまかいな)
 
魏延もまさか後世の人間にこんな形でネタにされると思わなかっただろう。
生きているときは諸葛亮にさんざんいやみを言われ、死んでからはダジャレのネタ……
悲惨である(笑) 
 
 
ちなみに下の写真は、2004年に漢中、定軍山を旅行したときのもの。
 
漢中市街中心部にある魏延の碑亭です(なんとケンタの右隣!)。
碑亭修復の経緯を記した碑「修虎頭橋碑亭記」の内容は魏延にかなり同情的で、要約すると、魏延は名将であったが諸葛亮は彼の才能を生かしきれず、楊儀の嫉妬を受け、結局非業の最期を遂げたとなってます。

古虎頭橋 002古虎頭橋 003古虎頭橋 004古虎頭橋 005