読書記録(2015年3月)

今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。

 

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2531ページ
ナイス数:50ナイス

センゴク天正記(2) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(2) (ヤンマガKCスペシャル)感想
長島攻め。とにかく凄惨。読んでいて気が滅入る。そしていよいよ武田との決戦へ。
読了日:3月14日 著者:宮下英樹

 

 


センゴク天正記(3) (ヤンマガKCスペシャル)
センゴク天正記(3) (ヤンマガKCスペシャル)感想
合理的で獣くさい光秀。個人的にはこちらの方が実像に近い気がする。光秀が長篠に参戦していたというのは面白い筋立て。
読了日:3月14日 著者:宮下英樹

 

 

センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)感想
長篠合戦は確かに最終的には織田・徳川連合軍の大勝だけど、武田軍は一時はかなり押してたんだよね。その辺をしっかり描いてあるのは好感。それから武田一族衆の撤退を勝頼の命とした筋立て、山県昌景の死に様の描写は印象的。
読了日:3月14日 著者:宮下英樹

 

センゴク天正記(5) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(5) (ヤンマガKCスペシャル)感想
鬼美濃馬場!カッコ良すぎだろ!そして真田兄弟も散った。そして敗戦にめげず復活へと歩み出す勝頼。あと、センゴクの嫁取りがおもろい。それと、上杉謙信がまんまプーチンなのがなんとも^_^;
読了日:3月14日 著者:宮下英樹

 

ゴルゴ13 175 (SPコミックス)ゴルゴ13 175 (SPコミックス)感想
本巻は個人的には今ひとつだったかな。ただ、ゴルゴの大原則である「依頼人の嘘は許さない」はやはり絶対。暗殺依頼自体は完璧に遂行するが、その一線を超えて、ゴルゴを都合よく利用しようとする存在は絶対に許さないというポリシーが、ゴルゴを完全なフリーランサーたらしめているのだろう。
読了日:3月14日 著者:さいとうたかを

契丹国―遊牧の民キタイの王朝 (東方選書)契丹国―遊牧の民キタイの王朝 (東方選書)感想
契丹国(キタイ、遼)の通史及び法制度、祭祀、社会経済、文化等を幅広く紹介。本書の出版は1993年と少々古いが、やはり契丹国を知る上でまず読むべき本だろう。個人的には、有名な二元的国家構造、数々の壁画、絵画、遼三彩に代表される豊かな文化が印象的。また著者は、ウィットフォーゲルの「征服王朝論」を、契丹国を中国王朝の系列内に置くものであるとして批判し、その独自の法制度、祭祀の重視、中国王朝の祭祀の排撃等を挙げ、契丹国を中国王朝の系列外の存在、「胡族国家」として位置づけている。一つの視点として参考になる。
読了日:3月21日 著者:島田正郎

消されたマッカーサーの戦い: 日本人に刷り込まれた〈太平洋戦争史〉消されたマッカーサーの戦い: 日本人に刷り込まれた〈太平洋戦争史〉感想
米国が創りだした太平洋戦争史像は米海軍と日本海軍が戦い、米海軍が日本を破ったというもので、米陸軍(マッカーサー)による南西太平洋方面での島嶼戦がほぼ欠落。著者はその背景に米国陸海軍間の争いがあったことを明らかにしている。興味深いのは、これに対抗したマッカーサー側の戦史編纂の動きと、その中での服部卓四郎ら旧軍人の役割。著者は、服部ら旧軍人を例に、当事者自身が歴史を書くことの問題点を指摘している。著者が主張する、歴史学的手法に基づく客観性のある戦史編纂はまだまだこれからということだろう。
読了日:3月22日 著者:田中宏巳

センゴク天正記(6) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(6) (ヤンマガKCスペシャル)感想
プーチン謙信と家臣団の面々がとてもソ連・ロシアっぽいwあと、彼らは行動が不思議なキャラたちでもある。ゲバラ風の雑賀の孫市も面白い。
読了日:3月28日 著者:宮下英樹

 

 

センゴク天正記(7) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(7) (ヤンマガKCスペシャル)感想
雑賀のゲリラ戦の描写が緊張感に満ちていて良い。妙算も「憎めない」キャラ。前巻から登場している茶坊主は石田三成かな?それと、プーチン謙信はやっぱり不思議。お酒に石油を入れるって?
読了日:3月28日 著者:宮下英樹

 

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
一攫千金を狙う個性豊かで腕に覚えのあるキャラたちが大立ち回りする!自分はこういう話が大好きなんですよ!アイヌ文化の紹介も面白い。今後の展開が楽しみ。アイヌ料理美味そう!
読了日:3月28日 著者:野田サトル

 

 

ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックス)感想
杉元とアシリパの掛け合い、金塊を追う謎めいた軍人たち、ヒグマ、自然の脅威、アイヌの祭祀、グルメなどなど盛りだくさんな要素を盛り込みながら、決してくどくどしくならず、むしろスピード感あふれるストーリーに仕上がっている。上質なエンターテイメント!
読了日:3月28日 著者:野田サトル

 

ティムール―草原とオアシスの覇者 (世界史リブレット人)ティムール―草原とオアシスの覇者 (世界史リブレット人)感想
ユーラシア史のいわばメインテーマの一つである遊牧民・定住民間の関係が、ティムールの生涯を通じてうまく説明されている。また、ティムールとその帝国がムスリム定住民文化に馴染みながらも、モンゴル的要素も色濃く残していたことも紹介されている。良書。
読了日:3月29日 著者:久保一之

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