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今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。
生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。

10月は前月に比べて読書量は増えたけど、あいかわらず「貧乏暇なし」で、読みたくても読めなかった本も多い。
もう2、3冊読みたかった。

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1681ページ
ナイス数:34ナイス

京大東洋学の百年京大東洋学の百年感想
各人各様の学問への姿勢が面白い。こうした人たちによる蓄積の上に今の東洋学があるのだと改めて感じた。個人的には吉川幸次郎先生の留学生活がものすごくうらやましい!
読了日:10月5日 著者:


変り兜: 戦国のCOOL DESIGN (とんぼの本)変り兜: 戦国のCOOL DESIGN (とんぼの本)感想
兜のぶっ飛んだデザインも面白いし、著者のコメントも楽しい。戦場では目立った者勝ちか(^^;;
読了日:10月11日 著者:橋本麻里


溥儀―変転する政治に翻弄された生涯 (日本史リブレット)溥儀―変転する政治に翻弄された生涯 (日本史リブレット)感想
溥儀の生涯について、最新の研究も参照しつつ、要領よくまとめている。溥儀の自伝『我が半生』の三種類の版本とその相違など、興味深い内容が多い。また、これまで強調されてきた溥儀の傀儡性のみならず、溥儀なりの主体性、状況刷新への取組も指摘しているが、紙幅の関係からか、深く掘り下げられてはいない感じ。溥儀とその時代についてより深く知りたい方には、巻末掲載の参考文献リストを手がかりに、より多くの文献・史料にあたっていくことを勧めたい。
読了日:10月11日 著者:塚瀬進


沈黙の橋(サイレント・ブリッジ) (ハルキ文庫)沈黙の橋(サイレント・ブリッジ) (ハルキ文庫)感想
日本が東西陣営により分断された世界が舞台のスパイ小説。状況説明が極力省かれ、各登場人物の主観的視点で物語が展開するため、まるで自分自身が五里霧中のスパイ合戦の中にいるかような緊迫感があった。登場人物は主役級から脇役まで一人一人丁寧に描きこまれ、特に平良忠孝が印象的だった。また、東側陣営の「日本民主主義人民共和国」(北日本)の社会生活の描写が非常に詳細で、いわゆる「共産趣味者」の方が読めば非常に楽しめると思う。 ※読んだのは単行本の方ですが、感想登録数はこちら文庫版の方が多いので、こちらに登録しました。
読了日:10月11日 著者:東直己


ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たちラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち感想
興味深かったのは以下の三点。第一に蒋介石が「白団」を正当化するために、孫文の「大アジア主義」を根拠に対日連携を掲げたこと。これは国府軍内部は無論のこと、白団の旧日本軍人、特に「支那通」軍人たちにも受けが良かったのかなと想像した。第二に、白団の一員である戸梶金次郎の日記。白団軍人の心の動きと暮らしぶりは読み応えあり。第三に白団が国府軍の再建と動員体制の構築に大きく関与したという指摘。本書は、膨大な史料と足で稼いだ取材成果を元に手堅く書き上げられており、文章も読みやすかった。良書!
読了日:10月18日 著者:野嶋剛


冒頓単于―匈奴遊牧国家の創設者 (世界史リブレット人)冒頓単于―匈奴遊牧国家の創設者 (世界史リブレット人)感想
冒頓単于の生涯、そして匈奴遊牧国家の組織、匈奴社会の様相について、文献史料及び考古資料を元にコンパクトにまとめている。本書は「遊牧国家」というものを知る上で、良い入門書だと思う。著者が指摘するように、匈奴が生み出した組織・機構・諸制度はその後の内陸アジアの多くの遊牧国家にも受け継がれているからだ。
読了日:10月19日 著者:沢田勲


袁世凱―統合と改革への見果てぬ夢を追い求めて (世界史リブレット人)袁世凱―統合と改革への見果てぬ夢を追い求めて (世界史リブレット人)感想
同じく今年出版された岡本隆司『袁世凱』(岩波新書)とは異なり、日清戦争以後の袁世凱にほとんどの紙幅を割いている。特に義和団後の「北洋新政」での多岐にわたる改革政策、辛亥革命後に行った中央集権政策を重点的に紹介。まさに本書副題にある「統合と改革」を中心とした内容。
読了日:10月19日 著者:田中比呂志


ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)感想
本書に登場する外国人商人・顧問たちがそうだったように、人間はすぐには理解しにくい異国の異文化に接したとき、わかりやすい答えを求めるあまり、「これが◯◯人だ」と決めつけ、自分たちとは異質な存在だとみなす「◯◯人異質論」に陥りがち。 だが、著者はこうした「異質論」にとらわれず、現場でルワンダ人の生の声を聞き、問題点を洗い出し、改善を行い、ルワンダ経済を次第に軌道に乗せていった。 今こそ読む価値のある本だと思う。
読了日:10月26日 著者:服部正也

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