読書記録(2016年2月)

毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。
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2月も仕事や確定申告でめちゃくちゃ忙しくて、全然本を読めなかった。
図書館で借りた本もほとんど読まずに泣く泣く返却。
じっくり本を読めたのは1月末から2月初めだけ。

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:722ページ
ナイス数:16ナイス

センゴク一統記(6) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク一統記(6) (ヤンマガKCスペシャル)感想
自治都市大山崎に目覚めた民による理想の国の姿を見る光秀。民の欲望を満たし、善政により導こうとする秀吉。そして山崎の戦いへ。センゴクの淡路平定はもう少し詳しく描いて欲しかったかな。
読了日:2月2日 著者:宮下英樹


センゴク一統記(7) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク一統記(7) (ヤンマガKCスペシャル)感想
山崎の戦い決着。民の欲望と狂気に後押しされて勝利しつつも、やや覚めた目で民を見守る秀吉の姿。自分にとっては中国史の民衆反乱とそこから生まれる新たな帝王を彷彿とさせる描写だった。そして光秀の最期は信長を誰よりも理解したが故の最期として描かれる。それにしてもあの「おめでとう」をあの場面で使う作者には感服の至り。そして新展開。茶々初登場。エロかっこいい!
読了日:2月2日 著者:宮下英樹


真田四代と信繁 (平凡社新書)真田四代と信繁 (平凡社新書)感想
主に戦国から江戸初期までの真田氏の通史。これまでの研究成果を踏まえ、基本を押さえた良書。真田氏の主張する系譜には不明瞭な点が多く、幕府からもダメ出しを食らっているエピソードが面白い。また昌幸の家督相続の経緯、昌幸の「表裏比興」な生き残り術、豊臣政権下での信繁と信幸の待遇と立ち位置、実はこれまで考えられていたよりも遥かに大規模だった真田丸、新出史料に描かれた信繁の最期など興味深い内容が多い。そして幕府体制下で近世大名として生きた信之(信幸から改名)の後半生についても知らないことばかりで勉強になった。
読了日:2月2日 著者:丸島和洋

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