国会図書館の遠隔複写のPDF複写・ダウンロードサービスの感想
国会図書館に依頼していた論文の遠隔複写(PDF複写)が終わり、請求とダウンロード可能のお知らせが届いた。
最近PDF複写・ダウンロードサービスが開始されたので、さっそく試しに使ってみた。
論文PDFは画像はかなりクリアで良かった。ただしPDFは画像の取り込みのみで、検索可能なPDFファイルにはなっていない(まあそこまでは無理かな)。
短所を挙げるなら、なんといっても請求額が紙複写してからの郵送に比べてかなり高い。
複写料金に加え、複写ページ数に応じて著作権者に支払う補償金に相当する額が上乗せされるらしい。
自分の場合、おおむね1本の論文あたり2000~3000円台の補償金が上乗せされていた。
自分は今回3本の論文のPDF複写・ダウンロードサービスを依頼し、複写枚数計39枚(見開き2ページで1枚)、複写料金が3000円弱、補償金が8000円以上、消費税込みで12000円以上かかってしまった。
大散財である。
このように複数の論文でPDF複写・ダウンロードサービスを利用すると結構な値段がしてしまう。
スキャナを持っている人は紙に複写して発送してもらって、自分でPDF化した方が安いかも。
PDF複写・ダウンロードサービスを利用する場合は、申し込み時に料金シミュレーションをして、しっかり検討してからにした方がいいだろう。
(自分はそれをしなかったわけだが……)
次回からはちょっと利用に慎重になるかな。