2006/07/23 / 最終更新日時 : 2024/09/13 電羊齋 清代人物伝 グルマフンと日本(おまけ) この間、清朝の通訳グルマフン(朝鮮名:鄭命寿)について書いたが、今回はそのグルマフンと日本とのちょっとしたかかわりについて書いてみる。 寛永二十一年(清順治元年 1644)に沿海州に漂着した国田兵右衛門 […]
2006/07/19 / 最終更新日時 : 2024/07/15 電羊齋 清代人物伝 グルマフン(鄭命寿 チョン・ミョンス)(下) グルマフン(鄭命寿 チョン・ミョンス)(上) 抵抗 朝鮮側も全く無抵抗だったわけではない。 崇德六年(朝鮮仁祖十七年 1639)に、人質として盛京(瀋陽)に住まわされていた朝鮮世子の随臣鄭雷卿はグルマフンの […]
2006/07/09 / 最終更新日時 : 2024/07/15 電羊齋 清代人物伝 グルマフン(鄭命寿 チョン・ミョンス)(上) グルマフン Gūlmahūn 古爾馬渾(本名:鄭命寿 チョン・ミョンス 정명수) ?~1653 朝鮮平安道義州殷山の人。天命年間(1616~1626)に後金の捕虜となって以来、通訳・外交官として清・朝鮮間の交渉に […]
2006/06/21 / 最終更新日時 : 2024/09/13 電羊齋 清代人物伝 岳鍾琪(下) 失脚-ジューンガル- 雍正七年(1729)、雍正帝はジューンガル部討伐を決意。三月、岳鍾琪を寧遠大将軍、領侍衛内大臣フルダン(傅爾丹)を靖辺大将軍に任命し、六月、それぞれ西(トゥルファン方面)と北(モンゴル高原)の二 […]
2006/05/22 / 最終更新日時 : 2006/05/22 電羊齋 清代人物伝 岳鍾琪(中) 岳飛の子孫? このように西北で大兵を握ることとなった彼の周囲では、やがて彼が岳飛の子孫であるといううわさが立ちはじめる。そもそも姓が岳であるし、名将ぶりも大したものである。 (しかしながら、彼が本当に岳飛の子孫で […]
2006/05/17 / 最終更新日時 : 2006/05/17 電羊齋 清代人物伝 岳鍾琪(上) 岳鍾琪(がく しょうき Yue4 Zhong1qi2) 康熙二十五年(1686)~乾隆十九年(1754) 字 東美 四川成都の人 清の武将。宋の岳飛の子孫とも言われる(それで色々ややこしいことにもなった)。康煕、 […]
2006/02/01 / 最終更新日時 : 2024/09/13 電羊齋 清代人物伝 ハイランチャ(海蘭察)(下) 乾隆四十一年(1776)、ハイランチャは金川平定の功により、一等超勇侯に封ぜられ、次いで四十三年に武官の最高位たる領侍衛内大臣(近衛師団長)に任ぜられる。 乾隆四十四年(1781)、甘粛のイスラム教徒の […]
2005/12/04 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 清代人物伝 ハイランチャ(海蘭察) (上) ハイランチャ(Hailanca、海蘭察) ?~乾隆五十八年(1793) ソロン(索倫) ドラール(多拉爾 Dolar)氏、満洲鑲黃旗人 乾隆年間に活躍したエヴェンキ(鄂溫克)族出身の将軍。乾隆 […]
2005/11/25 / 最終更新日時 : 2024/09/13 電羊齋 清代人物伝 呉三桂(下) 転戦 呉三桂は清朝に投降した直後の順治元年(1644)四月、平西王に封じられ、翌二年錦州に鎮した。同五年(1648)陝西の漢中に移鎮し、陝西方面の流賊(李自成軍残党)の討伐に当たった。順治九年(1652)からは四川 […]
2005/11/16 / 最終更新日時 : 2019/02/27 電羊齋 清代人物伝 呉三桂(上) 呉三桂(ご さんけい wu2 san1 gui4) 明万暦四十年(1612)~清康煕十七年(1678) 字、長白(『清史稿』では「長伯」、一説に月所・碩甫)、遼東の人。明末清初の武将。 明崇禎十七年(清順治元年、1 […]
2005/10/20 / 最終更新日時 : 2024/09/13 電羊齋 清代人物伝 范文程 ○八旗人物○ 范文程(はんぶんてい fan4 wen2 cheng2) 明万暦二十五年(1597)~清康煕五年(1666)字、憲斗、号、輝嶽。諡、文粛。漢軍鑲[金襄]黄旗人。 北宋の名臣范仲淹の後裔を称す(遠藤隆俊 […]