2022/07/10 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東南アジア史 『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』 【責任編集】弘末雅士・吉澤誠一郎、【編集協力】上田信『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』岩波書店、2022年 近世の東アジア・東南アジア各地域の交流の深化、各地域の共時的な発展について論じ […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 単純な図式化に陥らない地道な研究――磯部淳史『清初皇帝政治の研究』 (立命館大学文学部人文学研究叢書) 磯部淳史『清初皇帝政治の研究』立命館大学文学部人文学研究叢書、風間書房、2016年3月 本書では、主に清朝初期の太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期の三つの政権を扱っている。 太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期につき、従来 […]
2018/04/07 / 最終更新日時 : 2020/09/30 電羊齋 八旗制度 ヌルハチと火器(四) ヌルハチと火器(三) 五 対漢人政策の迷走 だが、ヌルハチによる火器導入は、思わぬ要因により頓挫することになる。それは対漢人政策の迷走であった。 ヌルハチは、遼東の漢人社会を支配下に収めた当初、漢人への「善政」により、 […]
2018/02/24 / 最終更新日時 : 2024/04/03 電羊齋 八旗制度 ヌルハチと火器(三) ヌルハチと火器(二) 四 「黒営」と「漢兵」 本章では、当時、火器を装備していた部隊として史料に現れる「黒営 sahaliyan ing」と「漢兵 nikan i cooha」について述べる。 まず、「黒営」の実態に […]
2018/01/06 / 最終更新日時 : 2020/09/30 電羊齋 八旗制度 ヌルハチと火器(二) ヌルハチと火器(一) 三 火器と弾薬の供給 では、火器部隊を編成するとして、それに必要な火器、弾薬はどこから入手していたのだろうか。 まず、火器、火砲についてであるが、管見の限り、ヌルハチ時代の史料には火器製造に関す […]
2018/01/02 / 最終更新日時 : 2020/09/30 電羊齋 八旗制度 ヌルハチと火器(一) はじめに アイシン国 Aisin gurun(後金、後の清朝)が本格的に火器を製造、使用し始めたのは、二代ハン(皇帝)ホンタイジの時代とされる。 『太宗実録』天聡五年(1631)正月壬午(八日)条の初の紅夷砲国内製造 […]
2016/06/04 / 最終更新日時 : 2023/02/05 電羊齋 八旗制度 『満族史研究通信』・『満族史研究』がネットで見れます 『満族史研究通信』・『満族史研究』のバックナンバー、所収論文が、JSTの『中国・アジア研究論文データベース』で閲覧、ダウンロード可能になってました。 5月29日の満族史研究会でお知らせがありましたので、ここでも情報共有い […]
2015/01/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 岡田英弘『康熙帝の手紙』 岡田英弘『康熙帝の手紙』清朝史叢書、藤原書店、2013年1月(→岡田英弘『大清帝国隆盛期の実像――第四代康熙帝の手紙から 1661-1722』 (清朝史叢書、藤原書店、2016年)として改題再販) 「読書メーター」に掲載 […]
2015/01/23 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 楠木賢道『清初対モンゴル政策史の研究』 楠木賢道『清初対モンゴル政策史の研究 』汲古叢書82、汲古書院、2009年12月 昨年8月に「読書メーター」に掲載した感想に加筆修正して掲載します。 本書は、主にホンタイジ時代を中心とする清初の対モンゴル政 […]
2012/08/10 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 八旗制度 火器・火薬関連記事(『内国史院檔』より) (財)東洋文庫のウェブサイトで公開されている後金・清代初期の史料『内国史院檔 天聡五年 I』の記事をつらつらと流し読みしていると、興味深い記事を発見した。 以下、上記ウェブサイトから引用。引用範囲は満洲語原文及びペー […]
2010/12/15 / 最終更新日時 : 2010/12/15 電羊齋 八旗制度 定宜庄(上田貴子訳)「清代北京城内の八旗鰥夫」 定宜庄(上田貴子訳)「清代北京城内の八旗鰥夫」井上徹・塚田孝編『東アジア近世都市における社会的結合――諸身分・諸階層の存在形態――』大阪市立大学文学研究科叢書第3巻、清文堂出版、2005年 鰥夫(かんふ […]
2010/01/24 / 最終更新日時 : 2023/09/03 電羊齋 八旗制度 覚華島の戦い 折からの異常な寒波(2010年1月)で遼寧省葫蘆島市・興城市沖の菊花島が流氷に閉じ込められ、島民3000人以上が孤立しているらしい。 菊花島地図(Googleマップ) asahi.com(朝日新聞社):四面流氷 島民 […]
2009/11/29 / 最終更新日時 : 2023/09/03 電羊齋 八旗制度 故宮の武器・武具 故宮太和殿西南の弘義閣南の細長い建物(弘義閣迤南西廡)には清代の武器と武具が展示されている。 (写真は全て2009年11月2日撮影)
2009/11/17 / 最終更新日時 : 2020/09/26 電羊齋 八旗制度 北京游記之二 ―大雪、火器営― 10月31日~11月1日 城壁を見終わってから、崇文門のホテルで翻訳会社のレクチャー・会議に参加。 普段メールや電話でしかコミュニケーションが取れないので、直接顔を合わせることができる貴重な機会。 会議後、近くのレストラ […]
2009/11/06 / 最終更新日時 : 2019/01/27 電羊齋 八旗制度 八旗吉祥物 八旗兵携帯ストラップ(鑲白旗) 11月2日 故宮養心殿前売店にて購入 15元 故宮で八旗マスコットを発見! その名も「八旗娃娃」(八旗人形)。ロゴをよく見ると右下に英語で“EIGHT BANNERS”と書いてある。「 […]
2009/11/05 / 最終更新日時 : 2020/09/26 電羊齋 八旗制度 11月5日 星期四 晴 やっと休める! 北京では翻訳会社のレクチャーと夜の食事会で、翻訳会社の方々や多くの翻訳者と交流することができ、大いに刺激を受けた。それに翻訳会社の方や翻訳者の方も、翻訳では私と同じような悩みを抱えていることを知ったことも大きかった。 北 […]
2009/07/28 / 最終更新日時 : 2019/01/27 電羊齋 八旗制度 王濤「清火器営初考」 王濤「清火器営初考」(『軍事歴史研究』2007年第3期) 著者の王濤氏は、太宗天聡年間から康熙年間の多くの史料に分析を加え、入関前の「八旗火器営」、「旧漢兵」(のちの八旗漢軍)から「漢軍火器営」そして「八旗満洲火 […]
2009/07/28 / 最終更新日時 : 2020/09/26 電羊齋 八旗制度 7月28日 星期二 晴转多云 无题 从上个周末到昨天,我一直做笔译工作。 今天没有翻译工作,我休息一天。 中午通过一家人才中介公司把简历投到某企业。笔译工作不稳定,所以我需要固定工作。 傍晚在网上发现有关清代火器营的论文,王涛《清火器营初考》(《军事历 […]
2009/05/20 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 八旗制度 西遷節 17日(日)、遼寧師範大学で行われたシベ(錫伯)族の西遷節に参加しました。 西遷節とは、乾隆二十九年(1764)に盛京(現在の瀋陽)地域に居住していたシベ族を徴募し、守備隊として新疆のイリ(伊犁、グルジャ)に移住させたこ […]
2009/04/02 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』ブックレット《アジアを学ぼう》4、風響社、2007年 目次 はじめに 1 清朝史への関心の高まり 2 帝国統合の中核組織―八旗 3 蒙古旗人は「満洲」か、「モン […]
2008/11/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 歴史群像シリーズ『大清帝国――“東洋の獅子”の栄光と落日』 『大清帝国――”東洋の獅子”の栄光と落日』新・歴史群像シリーズ15、学習研究社、2008年7月 待望の清朝史の歴史群像シリーズ。 王朝の創始から康熙、雍正、乾隆の繁栄を経て、清末の衰亡へと至る歴史の概説、皇帝とそれを […]
2007/10/28 / 最終更新日時 : 2020/09/26 電羊齋 八旗制度 常林・白鶴群『北京西山健鋭営』 常林・白鶴群『北京西山健鋭営』学苑出版社(北京) 2006年7月 この間、北京の満洲族の友人である阿敏さんのご紹介で購入、先週読了。 本書は、北京の西北、香山のふもとにあった八旗の攻城戦専門部隊「健鋭営」の歴 […]
2007/10/14 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 劉正愛『民族生成の歴史人類学――満洲・旗人・満族』 劉正愛『民族生成の歴史人類学――満洲・旗人・満族』風響社、2006年3月 3ヶ月ほど前に発見し、最近読了。 中国における「民族」概念の特殊性やその特殊性からくる「満族アイデンティティ」の創造について、遼寧省および福建 […]
2006/08/27 / 最終更新日時 : 2006/08/27 電羊齋 八旗制度 革新力としての八旗 革新力としての八旗 とりあえず、自分の八旗制度についてのとらえ方をいろいろ書いてみた。 まだうまくまとまっていないが、とりあえず文章にしてみて、悪いところはあとで直すことにした。 この怪しい文章 […]
2006/04/02 / 最終更新日時 : 2014/03/25 電羊齋 八旗制度 4月2日 星期天 晴 金州副都統衙門 早上睡到9点半,很舒服。 呜呼,这就是星期天的快乐啊! 吃早饭之后,上午一直打扫屋子和卫生间,洗衣服。 因为工作很忙,这一,两个星期没打扫,屋子里到处都是灰尘。 纠正:这一,两个星期没打扫,屋子里充满着灰尘。 →这一、两 […]
2005/12/01 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 八旗制度 満洲族の人口 満洲族(満族)は、80年代初頭の約300~400万人から現在の約1068万2263人(2000年)と、わずか20年あまりの間に人口が3倍増(!)しており、これは自然増としてはあまりに激しい増加率である。 その原因と […]