2022/07/13 / 最終更新日時 : 2022/07/13 電羊齋 読書ノート 読書ノート――E.H.カー著、近藤和彦訳『歴史とは何か 新版』その1 「はしがき」・「第二版への序文」 E.H.カー著、近藤和彦訳『歴史とは何か 新版』岩波書店、2022年 目次(岩波書店本書ウェブページより https://www.iwanami.co.jp/book/b605144.html) はじめに(R.W.デイヴ […]
2022/07/11 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 熊倉潤『新疆ウイグル自治区――中国共産党支配の70年』 熊倉潤『新疆ウイグル自治区――中国共産党支配の70年』中公新書 2700、中央公論新社、2022年 新疆ウイグル自治区の歴史について、筆致を抑えて冷静に記述している。 中国共産党の新疆政策が中国国内外の情勢により常に揺れ […]
2022/07/10 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東南アジア史 『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』 【責任編集】弘末雅士・吉澤誠一郎、【編集協力】上田信『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』岩波書店、2022年 近世の東アジア・東南アジア各地域の交流の深化、各地域の共時的な発展について論じ […]
2020/04/04 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中国史 南と北、民と官――丸橋充拓『江南の発展――南宋まで』シリーズ 中国の歴史2 丸橋充拓『江南の発展――南宋まで』シリーズ 中国の歴史2、岩波新書、岩波書店、2020年1月 本書では、稲作の始まりから、南宋までの江南の歴史を語る。唐、宋代の比率が大きい。 「陸の中国」である中原地域を中心とする歴 […]
2020/04/05 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 ユーラシアのなかの中国史――古松崇志『草原の制覇――大モンゴルまで』シリーズ 中国の歴史3 古松崇志『草原の制覇――大モンゴルまで』シリーズ 中国の歴史3、岩波新書、岩波書店、2020年3月 「中央ユーラシア」・「ユーラシア東方」という枠組を用い、ユーラシア史を貫く基調である狩猟遊牧民と定住農耕民の抗争・共生関 […]
2020/03/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中国史 「中国」とは何か――渡辺信一郎『中華の成立――唐代まで』シリーズ 中国の歴史1 渡辺信一郎『中華の成立──唐代まで』シリーズ 中国の歴史1、岩波新書、岩波書店、2019年11月 中国の世界での存在感の拡大、中国との交流の拡大とともに、我々にとっても中国への理解がますます必要となっている。 だが、 […]
2020/01/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 過去400年の中国外交史を一覧できる良書――岡本隆司・箱田恵子編著『ハンドブック近代中国外交史――明清交替から満洲事変まで』 岡本隆司・箱田恵子編著『ハンドブック近代中国外交史――明清交替から満洲事変まで』Minerva KEYWORDS 4、ミネルヴァ書房、2019年 今なぜ、近代中国外交史なのか。 それは本書の編著者である岡本隆司氏が述 […]
2020/01/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 「宇宙大将軍」だけではない歴史の深み――吉川忠夫『侯景の乱始末記――南朝貴族社会の命運』 吉川忠夫『侯景の乱始末記――南朝貴族社会の命運』志学社選書001、志学社、2019.12 本書は昭和四十九年(1974)に中公新書の一冊として刊行され、名著として愛されてきたが、長らく絶版のままとなり、古本が高値で […]
2020/01/01 / 最終更新日時 : 2020/01/01 電羊齋 書評 2019年おすすめランキング(読書メーター) 「読書メーター」で「2019年おすすめランキング」を作成しました。 2019年に読んだ本のランキングなので、出版年が2019年以外の本も含まれています。 2019年おすすめランキング 40冊 https://bookme […]
2019/04/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 中国人論・文化比較論の快著――田中信彦『スッキリ中国論――スジの日本、量の中国』 田中信彦『スッキリ中国論――スジの日本、量の中国』日経BP社、2018年10月 「スジ」の日本、「量」の中国というキーワードから、日本人と中国人の思考パターンの違いをロジカルに読み解く。 著者によれば、日本人は「スジ […]
2019/04/19 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 概説書にして研究への扉――冨谷至・森田憲司(編)『概説中国史』(上)・(下) 冨谷至・森田憲司(編)『概説中国史』(上)・(下)、昭和堂、2016年2月 概説レベルの基本的記述と近年の研究の進展を反映した新鮮な内容がわかりやすくまとめられている。 それでいて、大学での本格的な中国史研究への手引きと […]
2019/04/18 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 辺境から見た「中国とは何か?」――神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』 神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』講談社学術文庫、講談社、2006年11月 (原著:神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』大世界史11、文藝春秋、1968年4月) 本書を貫くテーマは、「中国」とは何か、そして […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 単純な図式化に陥らない地道な研究――磯部淳史『清初皇帝政治の研究』 (立命館大学文学部人文学研究叢書) 磯部淳史『清初皇帝政治の研究』立命館大学文学部人文学研究叢書、風間書房、2016年3月 本書では、主に清朝初期の太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期の三つの政権を扱っている。 太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期につき、従来 […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 今なお新しい明清史入門書――三田村泰助『明と清』 三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出文庫、河出書房新社 、1990年1月 (原著:三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出書房新社、1969年6月) 明清史の基本的な流れを押さえつつ、文化史、経済史、周辺諸勢力の動 […]
2019/04/16 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 歴史学 軍人そして歴史家として――マルク・ブロック(著)、平野千果子 (訳)『奇妙な敗北――1940年の証言』 マルク・ブロック(著)、平野千果子 (訳)『奇妙な敗北――1940年の証言』岩波書店、2007年2月 50代という高齢を押して参謀将校として従軍した歴史家マルク・ブロックが、一軍人としての視点と歴史家としての視点の双 […]
2019/04/15 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 歴史学 「パパ、だから歴史がなんの役に立つのか説明してよ」――マルク・ブロック(著)、松村剛(訳)『新版 歴史のための弁明 ―― 歴史家の仕事』 マルク・ブロック(著)、松村剛(訳)『新版 歴史のための弁明 ―― 歴史家の仕事』岩波書店、2004年2月 「パパ、だから歴史がなんの役に立つのか説明してよ」。 マルク・ブロックは本書冒頭の息子の問いに答え […]
2019/04/14 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東北アジア史 その後の「満洲」――梅村卓・大野太幹・泉谷陽子(編)『満洲の戦後――継承・再生・新生の地域史(アジア遊学225)』 梅村卓・大野太幹・泉谷陽子(編)『満洲の戦後――継承・再生・新生の地域史(アジア遊学225)』勉誠出版、2018年10月 本書目次 はじめに 梅村卓・大野太幹 Ⅰ 満洲に生きた人々の戦後 ハルビンにおける残留日本人と民族 […]
2019/04/13 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 当分野の必携書――小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』 小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』山川出版社、2018年4月 古代から現代、東は中国・東北アジア、西はヴォルガ・ウラル・コーカサスにわたる多様かつ壮大な中央ユーラシア史の研究動向が一冊にまとま […]
2019/04/12 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 日本近現代史 博物館事業から見た満洲国――大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』 大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』汲古叢書、汲古書院、2014年2月 博物館事業から見た満洲国。 民国時代から満洲国時代に至る現地の博物館事業、特に奉天故宮博物館(現瀋陽故宮博物院)の変遷が跡づけられている。 著 […]
2019/04/11 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 近代世界を生き抜く清朝――吉澤誠一郎『清朝と近代世界――19世紀』シリーズ 中国近現代史 1 吉澤誠一郎『清朝と近代世界――19世紀』シリーズ 中国近現代史 1、岩波新書、岩波書店、2010年6月 「外国の侵略に対し何らなすすべもなかった腐敗堕落した王朝」。 それが中国そして日本で定着してきた清朝のイメージだ。 […]
2019/01/01 / 最終更新日時 : 2019/01/01 電羊齋 読書メーター 2018年おすすめランキング――『読書メーター』より 2018年に読んだ本のおすすめランキングを『読書メーター』を利用してまとめたので貼っておきます。 2018年に読んだ本のランキングですので、2017年までに出版された本も含まれています。 https://bookmete […]
2019/01/01 / 最終更新日時 : 2019/01/01 電羊齋 読書メーター 昨年読んだ本――『読書メーター』より 昨年2018年に読んだ本を読書メーターでまとめましたので貼っておきます。 2018年の読書メーター読んだ本の数:35読んだページ数:7464ナイス数:327 新版 歴史のための弁明 ― 歴史家の仕事の感想問題意識と主体性 […]
2018/03/05 / 最終更新日時 : 2018/03/05 電羊齋 書評 読書記録(2018年2月) 「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用読書記録を掲載。生成したブログ用読書記録は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 2月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数 […]
2018/02/25 / 最終更新日時 : 2018/02/25 電羊齋 書評 読書記録(2018年1月) 「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用読書記録を掲載。生成したブログ用読書記録は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 1月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:848ナイス […]
2018/01/03 / 最終更新日時 : 2018/02/25 電羊齋 書評 読書記録(2017年12月) 「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用読書記録を掲載。 生成したブログ用読書記録は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 12月の読書メーター 読んだ本の数:3 読んだページ数:30 […]
2016/09/17 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 書評 読書記録(2016年8月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。 生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正 8月もそうでしたが、月の前半は読書時間を取れるけど、後半は忙しくて読 […]
2016/08/13 / 最終更新日時 : 2016/08/13 電羊齋 書評 読書記録(2016年7月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 先月の後半に体調を崩してしまい、あまり本を読めませんで […]
2016/07/24 / 最終更新日時 : 2016/07/24 電羊齋 書評 読書記録(2016年6月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 先月は2冊だけ。両方とも真田関連です。 そろそろ自分の […]
2016/06/04 / 最終更新日時 : 2016/06/04 電羊齋 書評 読書記録(2016年5月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。 生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 先月は2ヶ月分働きました。 たくさん読むぞと図書館から借りた本もほ […]
2016/05/14 / 最終更新日時 : 2016/05/14 電羊齋 書評 読書記録(2016年4月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。 生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 3、4月は読みたい本がなかなか読めませんでした。 2016年4月の […]
2016/05/14 / 最終更新日時 : 2016/05/14 電羊齋 書評 読書記録(2016年3月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 3月分のまとめを「読書メーター」のサイトで生成するのを忘れていました […]
2016/03/26 / 最終更新日時 : 2016/03/26 電羊齋 書評 読書記録(2016年2月) 毎月「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。 生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 2月も仕事や確定申告でめちゃくちゃ忙しくて、全然本を読めなかった。 […]
2016/02/09 / 最終更新日時 : 2016/02/09 電羊齋 書評 読書記録(2016年1月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。 生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 年末年始はほぼ休みなしで働いたので、全然本を読めなかった。 図書 […]
2016/01/31 / 最終更新日時 : 2016/01/31 電羊齋 書評 読書記録(2015年12月) 今頃になって12月の読書記録をアップ。今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 またしても漫画 […]
2015/12/30 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 書評 読書記録(2015年11月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 11月はなんと2冊!仕事がめちゃくちゃ忙しかったし、 […]
2015/11/09 / 最終更新日時 : 2015/11/09 電羊齋 書評 読書記録(2015年10月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 10月は前月に比べて読書量は増えたけど、あいかわらず「貧乏暇なし」 […]
2015/10/13 / 最終更新日時 : 2015/10/13 電羊齋 書評 読書記録(2015年9月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 9月も後半期に翻訳依頼が殺到したこともあり、読書量も3冊にとどまっ […]
2015/09/13 / 最終更新日時 : 2015/09/13 電羊齋 書評 読書記録(2015年8月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 8月は後半期に翻訳依頼が殺到したこともあり、また読書量が減った。今 […]
2015/08/01 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 書評 自動車から見たヨーロッパ、そしてソ連ーー桶谷繁雄『ソ連自動車旅行』 桶谷繁雄『ソ連自動車旅行』文藝春秋社、1961年 先月、速水螺旋人先生 @RASENJIN のツイートで本書の存在を知り、さっそく図書館で借りて読んでみた。 本書は1960年に西欧、ソ連、東欧を自動車旅行した著者と東京工 […]
2015/08/01 / 最終更新日時 : 2015/08/01 電羊齋 書評 読書記録(2015年7月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 7月は5月、6月に比べると読書量が増えた。今後もこの調子でどんどん […]
2015/07/18 / 最終更新日時 : 2015/07/18 電羊齋 書評 読書記録(2015年6月) 6月はいろいろあって本が読めなかった。漫画ですらたった2冊しか読了できなかった。おかげで精神的にもしんどかった。本はやっぱり心の食糧。 2015年6月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:382ページナイス数: […]
2015/06/05 / 最終更新日時 : 2015/06/05 電羊齋 書評 読書記録(2015年5月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 先月は2冊だけ!トホホ……。 2015年5月の読書メ […]
2015/05/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 振り返れば奴がいる――岡本隆司『袁世凱――現代中国の出発』 岡本隆司『袁世凱――現代中国の出発』岩波新書1531、岩波書店、2015年2月 袁世凱の生涯とその時代背景、そして清末中国の権力構造についてわかりやすく記述。 要点がうまく整理されており、文章も読みやすい。 特に、清末 […]
2015/05/02 / 最終更新日時 : 2015/05/02 電羊齋 書評 読書記録(2015年4月) 今月も「読書メーター」のまとめ機能により生成した読書記録を掲載します。フォント、行間隔等は適宜修正しました。 2015年4月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:2856ページナイス数:31ナイス 江戸幕府と […]
2015/04/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 戦国~江戸 確実なのは「武蔵が勝った」ことだけ――大倉隆二『宮本武蔵』 大倉隆二『宮本武蔵』人物叢書新装版、吉川弘文館、2015年2月 剣豪、そして深い教養を持つ文化人として知られる宮本武蔵だが、壮年期までの武蔵について確かなことはごくわずか。 武蔵の実像がよくわかるのは、晩年に肥後の細川家 […]
2015/04/15 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 契約 基礎知識の参考書として有用――王穏『中国法律・契約用語の基礎知識』 王穏『中国法律・契約用語の基礎知識』レクシスネクシス・ジャパン株式会社、2013年8月 本書は3部構成で、第1部「中国法制度の基礎知識」、第2部「中国法律・契約用語解説」、第3部「資料編」により構成されている。 要点がわ […]
2015/04/14 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 日本近現代史 ある改革者の焦り――岡本隆司『李鴻章――東アジアの近代』 岡本隆司『李鴻章――東アジアの近代』岩波新書1340、2011年11月 李鴻章という清朝末期の巨人の評伝。コンパクトで読みやすかった。 個人的に興味深かったのは、日清修好条規の清朝側の狙いが「属国」朝鮮への侵攻の予防だっ […]
2015/04/13 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 日本的、あまりに日本的な――安田峰俊『境界の民――難民、移民、抵抗者。国と国の境界線に立つ人々』 安田峰俊『境界の民――難民、移民、抵抗者。国と国の境界線に立つ人々』角川書店、2015年2月 周知の通り、現代の世界は「国民国家」というルールの下で動いている。 本書タイトルの「境界の民」とは、そうした国民国家体制の […]
2015/04/11 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 戦国~江戸 「御用学者」の夢と現実――揖斐高『江戸幕府と儒学者 ―― 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い』 揖斐高『江戸幕府と儒学者 ―― 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い』中公新書 2273、中央公論新社、2014年6月 ここ数年、マスメディアやネットメディアで「御用学者」という言葉を目にすることが増えた。 「御用学者」として […]
2015/04/01 / 最終更新日時 : 2015/04/12 電羊齋 書評 読書記録(2015年3月) 今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。 2015年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 […]