2022/07/10 / 最終更新日時 : 2022/07/13 電羊齋 東南アジア史 『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』 【責任編集】弘末雅士・吉澤誠一郎、【編集協力】上田信『岩波講座世界歴史12 東アジアと東南アジアの近世 一五~一八世紀』岩波書店、2022年 近世の東アジア・東南アジア各地域の交流の深化、各地域の共時的な発展について論じ […]
2020/04/05 / 最終更新日時 : 2020/04/05 電羊齋 中央ユーラシア史 ユーラシアのなかの中国史――古松崇志『草原の制覇――大モンゴルまで』シリーズ 中国の歴史3 古松崇志『草原の制覇――大モンゴルまで』シリーズ 中国の歴史3、岩波新書、岩波書店、2020年3月 「中央ユーラシア」・「ユーラシア東方」という枠組を用い、ユーラシア史を貫く基調である狩猟遊牧民と定住農耕民の抗争・共生関 […]
2020/01/13 / 最終更新日時 : 2020/01/13 電羊齋 中央ユーラシア史 ロシア人から見たトルグート兵――大北方戦争に現れた騎馬遊牧民 満洲旗人トゥリシェン Tulišen(図理琛)が書いたロシア旅行記『異域録』で面白い記述を見つけたので、つらつらと書いていく。 トゥリシェンは康熙五十一年(1712)ヴォルガ河流域で遊牧するオイラト・モンゴルの一部族トル […]
2019/04/18 / 最終更新日時 : 2019/04/28 電羊齋 中央ユーラシア史 辺境から見た「中国とは何か?」――神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』 <br /> 神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』講談社学術文庫、講談社、2006年11月 (原著:神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』大世界史11、文藝春秋、1968年4月) 本書を貫くテーマは […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2019/04/17 電羊齋 中央ユーラシア史 今なお新しい明清史入門書――三田村泰助『明と清』 <br /> 三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出文庫、河出書房新社 、1990年1月 (原著:三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出書房新社、1969年6月) 明清史の基本的な流れを押さえつつ、文化史 […]
2019/04/13 / 最終更新日時 : 2019/04/14 電羊齋 中央ユーラシア史 当分野の必携書――小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』 小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』山川出版社、2018年4月 古代から現代、東は中国・東北アジア、西はヴォルガ・ウラル・コーカサスにわたる多様かつ壮大な中央ユーラシア史の研究動向が一冊にまとまっ […]
2015/01/26 / 最終更新日時 : 2020/01/13 電羊齋 八旗制度 岡田英弘『康熙帝の手紙』 岡田英弘『康熙帝の手紙』清朝史叢書、藤原書店、2013年1月 「読書メーター」に掲載した感想に大幅加筆して掲載します。 本書は、康熙三十五年~三十六年(1696~1697)の、康熙帝による三度にわたるモンゴル遠征中に皇太 […]
2015/01/23 / 最終更新日時 : 2015/02/08 電羊齋 八旗制度 楠木賢道『清初対モンゴル政策史の研究』 楠木賢道『清初対モンゴル政策史の研究 』汲古叢書82、汲古書院、2009年12月 昨年8月に「読書メーター」に掲載した感想に加筆修正して掲載します。 本書は、主にホンタイジ時代を中心とする […]
2009/10/12 / 最終更新日時 : 2020/11/05 電羊齋 中央ユーラシア史 ある満洲貴族のロシア観 ひまな時に清代の筆記(随筆)『嘯亭雑録』をめくっていたら、ロシアについての項目が見つかった。著者の礼親王昭槤(しょうれん)(1776~1829)は、ヌルハチの次子礼親王ダイシャン(代善)の末裔で文才があった。 この項 […]
2009/04/02 / 最終更新日時 : 2015/01/29 電羊齋 八旗制度 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』ブックレット《アジアを学ぼう》4、風響社、2007年 目次 はじめに 1 清朝史への関心の高まり 2 帝国統合の中核組織―八旗 3 […]