2019/04/30 / 最終更新日時 : 2019/04/30 電羊齋 日本近現代史 平成最後の日に 昭和が終わった日 そして二十年が過ぎた https://talkiyanhoninjai.net/archives/244 昭和最後の日と平成の最初の20年間について、2009年1月7日の昭和天皇崩御20年の日にブログに書 […]
2019/04/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 中国人論・文化比較論の快著――田中信彦『スッキリ中国論――スジの日本、量の中国』 田中信彦『スッキリ中国論――スジの日本、量の中国』日経BP社、2018年10月 「スジ」の日本、「量」の中国というキーワードから、日本人と中国人の思考パターンの違いをロジカルに読み解く。 著者によれば、日本人は「スジ […]
2019/04/28 / 最終更新日時 : 2019/04/28 電羊齋 ご挨拶 離婚 このたび、妻と話し合い、離婚することとなりました。4月22日付で区役所に離婚届を提出し、日本側での離婚が成立いたしました。ゴールデンウィーク後、中国側での離婚手続きを開始するつもりです。 離婚の理由ですが、複雑でここでは […]
2019/04/19 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 概説書にして研究への扉――冨谷至・森田憲司(編)『概説中国史』(上)・(下) 冨谷至・森田憲司(編)『概説中国史』(上)・(下)、昭和堂、2016年2月 概説レベルの基本的記述と近年の研究の進展を反映した新鮮な内容がわかりやすくまとめられている。 それでいて、大学での本格的な中国史研究への手引きと […]
2019/04/18 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 辺境から見た「中国とは何か?」――神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』 神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』講談社学術文庫、講談社、2006年11月 (原著:神田信夫・松村潤・岡田英弘『紫禁城の栄光』大世界史11、文藝春秋、1968年4月) 本書を貫くテーマは、「中国」とは何か、そして […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 単純な図式化に陥らない地道な研究――磯部淳史『清初皇帝政治の研究』 (立命館大学文学部人文学研究叢書) 磯部淳史『清初皇帝政治の研究』立命館大学文学部人文学研究叢書、風間書房、2016年3月 本書では、主に清朝初期の太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期の三つの政権を扱っている。 太宗、ドルゴン政権、順治帝親政期につき、従来 […]
2019/04/17 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 今なお新しい明清史入門書――三田村泰助『明と清』 三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出文庫、河出書房新社 、1990年1月 (原著:三田村泰助『明と清』世界の歴史14、河出書房新社、1969年6月) 明清史の基本的な流れを押さえつつ、文化史、経済史、周辺諸勢力の動 […]
2019/04/16 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 歴史学 軍人そして歴史家として――マルク・ブロック(著)、平野千果子 (訳)『奇妙な敗北――1940年の証言』 マルク・ブロック(著)、平野千果子 (訳)『奇妙な敗北――1940年の証言』岩波書店、2007年2月 50代という高齢を押して参謀将校として従軍した歴史家マルク・ブロックが、一軍人としての視点と歴史家としての視点の双 […]
2019/04/15 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 歴史学 「パパ、だから歴史がなんの役に立つのか説明してよ」――マルク・ブロック(著)、松村剛(訳)『新版 歴史のための弁明 ―― 歴史家の仕事』 マルク・ブロック(著)、松村剛(訳)『新版 歴史のための弁明 ―― 歴史家の仕事』岩波書店、2004年2月 「パパ、だから歴史がなんの役に立つのか説明してよ」。 マルク・ブロックは本書冒頭の息子の問いに答え […]
2019/04/14 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東北アジア史 その後の「満洲」――梅村卓・大野太幹・泉谷陽子(編)『満洲の戦後――継承・再生・新生の地域史(アジア遊学225)』 梅村卓・大野太幹・泉谷陽子(編)『満洲の戦後――継承・再生・新生の地域史(アジア遊学225)』勉誠出版、2018年10月 本書目次 はじめに 梅村卓・大野太幹 Ⅰ 満洲に生きた人々の戦後 ハルビンにおける残留日本人と民族 […]
2019/04/13 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 当分野の必携書――小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』 小松久男・荒川正晴・岡洋樹(編)『中央ユーラシア史研究入門』山川出版社、2018年4月 古代から現代、東は中国・東北アジア、西はヴォルガ・ウラル・コーカサスにわたる多様かつ壮大な中央ユーラシア史の研究動向が一冊にまとま […]
2019/04/12 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 日本近現代史 博物館事業から見た満洲国――大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』 大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』汲古叢書、汲古書院、2014年2月 博物館事業から見た満洲国。 民国時代から満洲国時代に至る現地の博物館事業、特に奉天故宮博物館(現瀋陽故宮博物院)の変遷が跡づけられている。 著 […]
2019/04/11 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 近代世界を生き抜く清朝――吉澤誠一郎『清朝と近代世界――19世紀』シリーズ 中国近現代史 1 吉澤誠一郎『清朝と近代世界――19世紀』シリーズ 中国近現代史 1、岩波新書、岩波書店、2010年6月 「外国の侵略に対し何らなすすべもなかった腐敗堕落した王朝」。 それが中国そして日本で定着してきた清朝のイメージだ。 […]
2019/04/10 / 最終更新日時 : 2019/04/10 電羊齋 お知らせ 「令和」の満洲語訳 清朝では、漢語による元号のほか、満洲語・モンゴル語での元号も定められていました。 例えば、康熙(1662-1722)元号の満洲語は“elhe taifin”、モンゴル語では“engke amuγulang”となります。 […]