読書記録(2015年5月)
今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。
生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。
先月は2冊だけ!
トホホ……。
2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:707ページ
ナイス数:13ナイス
海上護衛戦 (角川文庫)の感想
根拠のない希望的観測、場当たり的対応で、なけなしの護衛戦力すら有効に活用できず、壊滅していく商船隊。本書に挙げられた数字はひたすら残酷。
読了日:5月19日 著者:大井篤
袁世凱――現代中国の出発 (岩波新書)の感想
袁世凱の生涯とその時代背景、「督撫重権」・「垂簾聴政」という清末中国の権力構造についてわかりやすく記述。それにしても、日清戦争、戊戌政変、義和団、北洋新政、辛亥革命……振り返れば奴がいるwその堅実な手腕、政界遊泳術で着実に実績を挙げ、重要な場面で常にキャスティングボートを握っていた男、袁世凱。だが大局的、長期的視野には乏しかったようだ。個人的な感想としては、袁世凱は、通俗的イメージのような乱世の梟雄というよりもむしろ治世の能臣だったのではないかという気がする。
読了日:5月24日 著者:岡本隆司
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