2025年12月11日 木曜日 晴れ時々くもり 通院と古書と、少しだけ勉強計画の話

午前中は月1回の定期通院。
いつものように経過報告をして、ついでに少し世間話もした。

診察が終わったあと、「少し早いですが、よいお年を」と挨拶。
会計のときも同じく挨拶したので、年末感がぐっと出た気がする。

そのあと近くの薬局で処方薬を受け取り、帰りに出町柳の臨川書店の古書バーゲンに立ち寄った。
本を3冊買って合計600円。内容を思えば、かなりのお買い得だった。

 

宮崎市定『自跋集――東洋史学七十年』(岩波書店、1996年)
宮崎市定『自跋集――東洋史学七十年』(岩波書店、1996年)
『宮崎市定全集』各巻の自跋をまとめた一冊で、跋文とはいえ単独の読み物としても十分面白い。
難解な東洋史を軽やかでわかりやすい文章に落とし込むあたりは、さすが宮崎市定先生だと思う。
手元に全集はあるが、この1冊はこの1冊で便利なので購入。

エチアヌ・バラーシュ 著・村松祐次 訳『中国文明と官僚制』(みすず書房、1971年)
エチアヌ・バラーシュ 著・村松祐次 訳『中国文明と官僚制』(みすず書房、1971年)
中国文明と官僚制を広い視野で見渡した研究書。
バラーシュ(1905~63)はハンガリー出身のフランスの東洋学者で、「西欧の近代中国学の父」とされる人物。

渡辺武『戦国のゲルニカ――「大坂夏の陣図屏風」読み解き』(新日本出版社、2015年)
渡辺武『戦国のゲルニカ――「大坂夏の陣図屏風」読み解き』(新日本出版社、2015年)
「大坂夏の陣図屏風」に描かれた合戦や略奪、暴行、殺戮などの場面を丁寧に読み解いた一冊。
深い学識と史料眼によって、戦争の悲惨さが立体的に浮かび上がる。

 

臨川書店でひと通り本を眺めてから、河川敷を早足で歩いて帰宅。

14時すぎ、生協さんから夕食のお届け。
そのあとシャワー。

来年、ひさびさにHSK(中国政府公認の中国語検定、英語のTOEFLのようなもの)を受けてみようかと思い、公式サイトのレベルチェック(読解のみ)を受けてみたところ、最上級の6級レベルに合格できる程度らしい。
もちろん満点ではないので向上の余地はまだまだある。
20年前、旧HSKを受験したときは9級(レベルは1級から11級まであり、11級が最高)だったはず。

16時台は翻訳会社とメールのやりとり。
17時台からは、来年2026年の語学と資格学習の計画を立てた。
今までは気持ちが高ぶって高い目標を掲げがちだったが、その結果計画倒れになることも多かったので、今回は少し控えめな目標にしてみた。

19時からはNHKラジオ第2で「中学生の基礎英語レベル2」と「ラジオ英会話」を聴く。
今日はどうにも眠くて、英語の勉強はあまり調子が上がらず。まあ、こういう日もある。

20時頃から夕食。