東京遠征 その七 親征平定東京方略 卷七 聖地巡礼 上
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東京遠征最終日の5月31日(日)。
まずホテルをチェックアウトし、いったん東京駅八重洲口のコインロッカーに荷物を預けた後、御茶ノ水駅へ。
聖橋を渡って湯島聖堂へ。
「聖橋」という名は湯島聖堂とニコライ堂を結ぶ橋というところからきているらしい。下から見ても美しい橋だし、橋の上からの眺めもなかなか。
私は昔から『論語』を愛読しているので、今回の訪問はいわば「聖地巡礼」。
大成殿内部の孔子像に拝礼し、それから祭器や絵画を見学。
いつか曲阜にも行きたい。
湯島聖堂にいた時、ちょうど午前十時を迎え、聖橋の向こう側のニコライ堂の鐘が聞こえてきた。東西文明のコラボレーションか……。
ニコライ堂の拝観は午後からとのことなので、神田川沿いに坂を下って秋葉原へ。
そこにゆけばどんな夢もかなうという二次元の聖地であるらしい。
メインストリートは中国人観光客であふれ、メイドカフェのメイドは二階から甘ったるいアニメ声な中国語で「歓迎 huanying!歓迎 huanying!」と呼びかけていた。大集団が歩道を塞いでいたので、こちらも思わず中国語で「讓一下 rang yi xia!讓一下啊 rang yi xia a!」(どいて下さい!どいて下さい!)と連呼しながら通過。
ふと別の方向に目を向けるとロシア、東欧系らしい人たち、東南アジアのイスラーム教徒と思われる女性、英米系と思われる人たちなど、いろいろな国と民族の人たちが闊歩していた。
ひさしぶりに来てみたらめっちゃスゴイ空間になっとるな(^^) おもろいおもろい!
観光客ウォッチを楽しみながら、ガード下にある電子部品やらアマチュア無線関係の店を冷やかしがてら散策。自分はこっちの方が好きかな。
電子部品を買い集めて何かを作ろうとか、アマチュア無線をやってみようとは思わないけど、なぜか心惹かれるものがある。
ラジオ会館を下から上まで各階ごとに見て回った。最上階には中国の「ビリビリ動画」のブースもあったが、お客はほとんどおらず閑散としていた。
最上階まで見てからまた3FのK-BOOKSまで降りてきてコミックスを一冊購入したが、男性の店員さんの渋い美声にびっくり。
声優がつとまるんじゃなかろうか。
それからマクドナルドで昼食を取り、歩いて御茶ノ水に戻り、ニコライ堂へ。
長くなりましたので、つづきはまた明日以降に。