2020年10月20日 火曜日 晴れ 週末が消滅
今日はさわやかな秋晴れ。
しかし、今日も家に閉じこもって仕事。
昼食は賞味期限切れのパン。
捨てるのに忍びなく、おっかなびっくりで食べた。
別に変な臭いも変な味もしなかった。今のところ体調にも問題なし。
夕方、大事なメールが来ているのに気づかず、2時間も放置してしまった。
気がついてあわてて返信。幸い事なきを得る。以後気をつけたい。
新しい仕事の依頼が到着。これで今週末の休みは自動的に消滅。
今週末は天理図書館に史料調べに行こうと思っていたが、延期のやむなきに至る。
19時台まで仕事。
それにしても、例の日本学術会議の件にしても、その他の件にしても、政治家や「愛国者」たちは結局何をどうしたいのか全くわからん。たぶん彼らもわかっていないのだろう。なにがしかのビジョンなり将来像があって話しているとは思えない。支離滅裂。
いくら論理的に反対しても暖簾に腕押し。当たり前だ。彼らに論理などない。
結局、権力を取って何かをしたいのではなく、権力維持が自己目的化しているように見える。
そして、支持者の「愛国者」にしてみれば、自分の「現状維持」のみが目的なのだろう。衰えていく日本、弱肉強食の社会の中で、必死に「現状維持」しようとする。
「愛国者」にしてみれば、自分の「現状維持」願望が政治家の「権力維持」願望と見かけ上一致して見えるからこそ政治家を熱烈に支持するのだろう。また、なればこそ「現状維持」の足を引っ張るように見える「弱者」、「学者」、「外国人」、「マイノリティ」、「口答えする女」をあれほど憎むのだろう。
自分の暮らしを守りたいという思いそれ自体は責めるべきものではない。だが、狡猾なポピュリストがそれを利用する時、権力者をチェックしない社会、不寛容な社会、弱者が弱者を踏みつけにする社会が簡単にできあがる。
政治家と政治家が作り上げたシステムは権力維持という目的のために永久機関のごとく動き、国民は分断され憎しみ合う。
日本脱出の日、2025年11月11日まであと1848日。