2022年7月18日 月曜日 くもり時々晴れ ユーミンとE.H.カー

11時頃に起床。
合計10時間ほど寝た計算。私はいわゆる「ロングスリーパー」なので、本来ならこれぐらい寝るのが理想。

昼からNHKFMの『ユーミン三昧』を聴きながら、E.H.カー著、近藤和彦訳『歴史とは何か 新版』(岩波書店、2022年)を読む。贅沢な時間。
ユーミンは特に熱心に聴いているわけでなかったが、ほとんどの曲は「聴いたことがある」曲ばかりで、聴く度にその時代が蘇ってきた。やはりユーミンは偉大!
『歴史とは何か』は清水幾太郎訳を以前に読んでいたので新訳が出たのを機に再読してみたが、本書は今でも古びていない。
ただ、本書は名著ではあるけど、入門書としては難解。著者E.H.カーは広い学識を持ち、いろいろな分野を縦横無尽に駆け巡って歴史論を展開するので、ボンヤリ読んでいると著者に振り回されて、結局何もわからないまま終わってしまう。
「訳者解説」には本書の元となった連続講演の背景、本書の要点がわかりやすくまとめられており、非常に参考になったので、初めて『歴史とは何か』を読む方はまず「訳者解説」を先に読んだ方がいいかなと感じた。

それから夕食を摂り、NHKプラスで『ちむどんどん』を見て、『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』の「薄暗い星で」を見る。
贅沢な休日だった。

明日からはまた仕事。
頑張りましょう。