年頭の決意――2020年代、人生の総決算へ
2020年の年頭、そして2020年代の始まりを迎えて、決意を述べておきたい。
私は現在46歳。今年の誕生日を迎えれば47歳となる。
自分の人生に残された時間はしだいに少なくなりつつある。
気力、体力、経済力、健康状態ともに著しく低下し、昨年は仕事、さらには生きることそのものへの自信すら失われかけた。
昨年下半期にやや回復の兆しは見られたが、今の気力、体力、経済力、健康状態を考えれば、社会的・身体的な「余命」はあと5年、頑張ってあと10年というところだろう。
いずれの要素も年齢的に大幅な回復、上昇は望めない。
何が死因となるかはわからないが、おそらく生きて10年後を迎えることはないだろう。あるいは生きながらえたとしても、穀潰しの役立たずとして、この社会から石もて追われる身となるだろう。
ちょうど2020年代に収まる形になりそうだ。
昨年離婚し、家庭を支える大黒柱としての義務から解放された今、人生の店じまいの準備を始めたいと思う。
自分が今までに得てきたものを棚卸しして、何かの形にまとめておきたい。
いわば、人生の総決算である。
正直言えば「あれをやりたい、これをやりたい」という意欲はまだまだある。
だが精神と身体がついてこないし、何より若い人の邪魔になるだけだろう。
そういう意欲は人生の総決算につぎ込んだ方がいい。
2020年代は人生の総決算。
今の自分はもはや燃えカスだが、それでも最後の残り火を燃やして総決算に取り組みたい。