オリパラ雑感

そろそろ書いておきたいと思って書きます。

最初に結論から述べますと、私は全てのオリンピック・パラリンピックに反対、すなわち東京五輪だけじゃなくて、北京冬季五輪も、それ以後の五輪も全て反対という立場です。
利権と商業主義と国威発揚の度が過ぎるからです。
オリンピック憲章の精神からかけ離れたことが平然と行われ、オリンピックの理想自体が形骸化している今、近代オリンピック自体の存在意義はもはやないと思います。IOCと招致関係者、政財界の利権貴族ぶりにはあきれるばかりです。

私自身、2008年の北京オリンピック・パラリンピックの時に中国で暮らしていて現地での国威発揚ぶりにものすごい違和感を感じて、その後の東京への招致運動と開催決定以後の迷走ぶり、リオオリンピックなどでの一連のドーピング騒動で確信に変わりました。そして最近の日本政府・与党の迷走ぶりにとどめを刺されたというところです。もはやオリンピック・パラリンピックそのものに愛想が尽きました。

私の心情を述べさせていただきますと、実は私自身、当初は東京五輪に少し期待していた部分もあったんですよね。
招致したからには、日本を世界に恥ずかしくない国にしようと政府与党も少しは努力するだろうと。
事実は全く逆だったことはもはや言うまでもありません。
加えてコロナ禍での数々の失策。
史上最大の費用を食い潰す「コンパクト五輪」、復興に貢献しない「復興五輪」、コロナに勝っていないのに「コロナに勝った証」。一体誰のための、何のためのオリンピック・パラリンピックなのかわかりません。

こんな日本を世界に見せたいんですか?

もう勝手にしろ、といったところです。

今後は一生オリンピック・パラリンピックの話題には触れません。

以上。