田原誠次『巨人をクビになりハローワークに通った男が、工場勤務で見つけた“本当の幸せ”』
田原誠次『巨人をクビになりハローワークに通った男が、工場勤務で見つけた“本当の幸せ”』(カンゼン、2026年)
本書の大きな特色は、田原投手と巨人の選手たちのコミュニケーション、中継ぎ投手としての経験と苦労、巨人の監督・選手たちの人物評・秘話などがふんだんに盛り込まれていること。
さすがは一流のプロ野球人たちだと思わされる話もあれば、ユニークなエピソード、意外な一面もあったりして楽しく読めた。
個人的に印象に残ったのはマイコラスの瞬間湯沸かし器ぶり。第一次長嶋政権時代の「クレイジーライト」ことクライド・ライトを彷彿とさせる。
高校から社会人、巨人、工場勤務を経て、沖データで指導者となった田原投手本人の経歴もユニークで面白いし、若い頃の「イキリ」などについては自分もそういう時期があっただけによく分かった。
プロ野球ファンにはおすすめの内容。
私は阪神ファンなので、本書を読んで「敵を知る」ことができた。ふっふっふ。
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