帰省雑記 その七
2月11日は、日本橋で嫁への土産のiPodを購入。
中国組立なのに、中国で買うより安いのはなぜ?
同日夜、家族と姉夫婦、姪としゃぶしゃぶ。
しゃぶしゃぶの味もごまだれも中国のしゃぶしゃぶとは違う。
こうやって食事をするのはいつ以来だろう。やっぱり家族ほど尊いものはない。
2月12日は難波で「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見る。自分が知っている「ヤマト」とは大分違う感じ。
娯楽作品として全体的にはよくまとまっていたが、あれが「ヤマト」かといわれると、「答えはイエスであり、ノーである」としかいいようがない。アニメ版世代にとってはギャップが大きすぎた。
特にアニメ版「ヤマト」の見所だった艦隊戦の駆け引きがばっさりカットされていたことや、ガミラスがただの「意識集合体」になっていたのには落胆。ガミラス星の辺りは「スターシップ・トゥルーパーズ」のバグとの戦いを思い出した。
尺の関係で、そういう風に分かりやすくまとめるしかなかったのかもしれないが。
気になったのはキャッチコピーの「日本人が初めて世界に挑むSFエンターテイメント」。おいおい?!日本のSF史と特撮史を否定するつもり?まあ、やたら「日本」とか「世界」を持ち出すのはどうかと思うが。
俳優陣はみんないい演技だったと思う。その意味では悪名高い実写版「デビルマン」よりはましだった。個人的には西田敏行の徳川機関長と池内博之の斎藤始がよかった。ただ佐渡先生はやっぱりオッサンにしてほしかったなあ。
ラストのエンドロールにはびっくり!
なんという命中率!
映画を見終わってから、古本屋で萩原淳平『明代蒙古史研究』(東洋史研究叢刊三十二、同朋舎、1980年)を購入。後金とのからみで、同時代のモンゴル史やリグダン=ハーンの動向にも興味があるので、先行研究を復習してみたい。
それから、なんばパークスの南海ホークスメモリアルギャラリーを見学。
これについては長くなるので明日。