瀋陽・遼西旅行記 その4 東塔(2012.8.25)
瀋陽故宮を見終わった後、撫近門(通称「大東門」)まで歩き、バスに乗って東塔へ。
東塔は護国永華寺(東寺)というチベット仏教寺院の塔。
護国永華寺は、清代初期の勅建チベット仏教寺院である盛京四寺、すなわち護国法輪寺(北寺)、護国永華寺(東寺)、護国広慈寺(南寺)、護国延寿寺(西寺)の一つだった。盛京四寺は盛京城(瀋陽)を取り囲むように建立され、それぞれ白塔を有し、北塔、東塔、南塔、西塔と呼ばれている。
盛京四寺は日露戦争の戦火により一部破壊され、さらに文革で壊滅的な打撃を受けた。
護国永華寺は現在は「東塔園」という公園となっており、寺院としては機能していないようだった。塔の周りにはチベット仏教のタルチョ(経文が印刷された祈祷旗)が見られた。
“瀋陽・遼西旅行記 その4 東塔(2012.8.25)” に対して2件のコメントがあります。
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奉天故宮、ここは自分も好きですね。規模的にも落ち着ける場所です。北京は大きすぎて観光客も多すぎますが、こちらは奥の院のような風情で非常に好感が持てます。たしか観覧開放していない建物に満漢二体の碑文があるのをみたことがあります。あそこもはやく開放しないかなと思っております。この間の北京滞在中には雍和宮にいきましたが、今は参拝者で賑わっておりました。
同感です。
北京の故宮は大きすぎて、観光客も多すぎてちょっと落ち着けないですね。
観光開放していない場所に満漢二体の碑文ですか?ちょっと見てみたいです!
以前北京に行った時は人の頭を見に行ってるようなものだったので、次は観光客が少ない閑散期に行ってみたいです(苦笑)