私にできること――学問の「1グラム」を軽くするために
今の政治や社会には絶望したくなる。正直言って、出口が見えない。
だが、絶望するのは私の柄じゃない。
「今は私にできることをやろう」。
そんな気持ちでいる。
ただ、私が関心を持っている学問の世界に目を向けると、文系も理系も今後隆盛する兆しはほとんど見当たらない。
国内外の政治の混迷、経済の衰退、そして少子高齢化。あらゆる余裕が失われた結果、目先の成果ばかりを追う「実学」だけが求められるようになっている。
そんな中で私という一個人にできること。それは、これまで得てきた知識やスキルを、できる限り世の中に残していくことではないだろうか。
いつかまた学問が復興する、その時に備えて。
将来、誰かが何かを学ぼうとしたとき、私の残したものがちょっとしたヒントになればいい。誰かの負担がたとえ1グラムでも減ればそれで充分だ。
もちろん、私は不勉強で視野が狭い人間なので、概説的な知識を広く紹介することはできない。
だからこそ、専門である清朝史の面白い話、参考になる話、覚えておいて損はない話を少しずつ積み上げていきたいと思う。
かつて歴史学徒として研究者を目指し、挫折した私は、今ではアマチュアの愛好家にすぎない。
野球に例えるなら、三軍の育成選手あたりで現役を終え、今は休日に草野球を楽しんでいるようなものだ。
けれど、草野球であっても野球の普及に貢献することはできる。
アマチュアとしてやれることはいろいろあるはずだ。
まずはその第一歩として、自身のブログで清朝史の記事を充実させていこう。
以上。
これが今の私の決意表明。
まあ、無理のない程度に、ぼちぼちがんばろう。