読書記録(2015年8月)

今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。
生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。

8月は後半期に翻訳依頼が殺到したこともあり、また読書量が減った。
今月は時間を見つけてしっかり読みたい。

 

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:776ページ
ナイス数:29ナイス

巨龍の苦闘  中国、GDP世界一位の幻想 (角川新書)巨龍の苦闘 中国、GDP世界一位の幻想 (角川新書)感想
中国経済の問題点と今後の展望を中心に、習近平・共産党が「三中全会」で打ち出した改革の内容、さらには外交・安保まで幅広く言及。中国楽観論・崩壊論のいずれの極論にも偏ることなく、客観的な記述に努めている。また、第一章で共産党を右と左に振れながら政策調整を進めていく「振り子」にたとえているのはわかりやすい。それから著者は改革の成否については半信半疑という態度だが、この点については自分も同感。口ではいつもいつも「禁煙する」といいながら、いつまでたっても禁煙しないヘビースモーカーのようなものだからなあ。共産党は!
読了日:8月7日 著者:津上俊哉

センゴク一統記(3) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク一統記(3) (ヤンマガKCスペシャル)感想
丸々一冊割いて、光秀の生い立ちと二面性を丹念に描く。本能寺の変へのつなぎとして重要な巻。深い!

 

読了日:8月15日 著者:宮下英樹

センゴク一統記(4) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク一統記(4) (ヤンマガKCスペシャル)感想
本能寺の変。緊張感あふれる明智軍の描写、信長の生き様と死に様の演出は素晴らしいの一言。そして、まさかあの有名な句をそんな風に使ってくるとは思わなかった。そして、前巻から登場していた公家出身と思われる謎の女も印象的。
読了日:8月15日 著者:宮下英樹

李自成―駅卒から紫禁城の主へ (世界史リブレット人)李自成―駅卒から紫禁城の主へ (世界史リブレット人)感想
時代背景、李自成の生い立ち、李自成集団の組織形態、李自成集団の拡大、明朝の流賊対策とその失敗、大順政権の成立とその瓦解までをコンパクトにまとめている。惜しまれるのは、清朝側の人名表記に難があること、そしてその他の用語についても誤字が散見されること。しっかり校正してほしい。
読了日:8月19日 著者:佐藤文俊

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