読書記録(2015年9月)
今回も「読書メーター」の「まとめ」機能を使用して生成したブログ用記事を掲載。
生成したブログ記事は、フォント・行間隔及び書名・副題の文字間隔等を適宜修正。
9月も後半期に翻訳依頼が殺到したこともあり、読書量も3冊にとどまった。
読書に飢えている今日このごろ。
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:838ページ
ナイス数:23ナイス
東洋学の系譜〈第2集〉の感想
大学院時代に読み、それから約20年近く経った今再読。評伝で取り上げられた学者たち、評伝の執筆者たちのいずれも日本の東洋学が誇る錚々たるメンバー。内容は簡にして要を得ているし、今読むと新たな発見も多い。
読了日:9月6日 著者:江上波夫
清華の三巨頭 (京大人文研漢籍セミナー)の感想
民国時代の清華大学で活躍した王国維、陳寅恪、趙元任の生涯、業績そして学問への姿勢を紹介。民国時代の学者たちと学術史について新しい知識を得ることができたし、三人の学問への姿勢にはただただ感服されられた。
読了日:9月11日 著者:井波陵一,古勝隆一
テノヒラ幕府株式会社の感想
テンポのよい文体でサクッと読めた。途中、ちょっとうまく行き過ぎじゃないの?と思ったら、ラスト近くでどんでん返し。終わり方は良かった。あと、小野里さんはいいキャラ。
読了日:9月16日 著者:安藤祐介
“読書記録(2015年9月)” に対して4件のコメントがあります。
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読書メーカーをみていて自分の見解を述べたいと思います。
これからの時代どう自分を保つかです。
私も政治に関心のある人に興味を失いつつあるのですが、理由として台湾への過度な神聖視を強化する保守・
右より、その保守右寄りを万能の悪魔のように批判する左・リベラルに失望したからです。
他にアジアのこと。何もしない日本にものを売り込みたくない一部の日本以外のアジアの人にMOTIONを書けて
迷惑をかける態度をしないでどう亞細亞を語るか。あるいは、「アメリカの豊かさ・憧れ」というモノサシ
のもと、そのモノサシと日本の対比で語るある一定の世代な頑迷な態度をアジアに関心がある人々は
説得できたかということを考えています。
私はアジアに関心がなく少なくともサブカルで欧米というモノサシでものを考えるある一定の世代の人々、
日本の流行にしか興味のないある一定より下の世代の人々、
右保守にもリベラル左にも興味が持てない人々が日本に沢山いることを考えながら
個人を保っていきたいことだと思っています。
私は時間を見つけてはよく文学を読んでいます。
やっぱりいろいろ広く浅く読むのが大事だと思います。
狭く深く、特定の分野を掘り下げていくのもいいですが、それが行き過ぎると昨今のネット上でしばしば見かける独善的な右派と左派のようになってしまいますから。
私は歴史物やノンフィクションばかり読んで、文学はあまり読まないのですが、折にふれて読んでいきたいと思います。
「清華の三巨頭」、気になります。
こんなものテーマまで書かれるようになったのか、と
思うものがあり、また探して読んでみたいです。。。
コメント返しが大変遅くなり申し訳ありません。
「清華の三巨頭」は非常に面白いです。
最近は民国時代の学術にも興味が湧いてきました。
京大人文研は他にも面白い本を出してますのでおすすめです。
良いお年を!来年もよろしくお願いいたします。