2020年11月29日 日曜日 晴れ時々くもり、11月30日 月曜日 晴れ時々くもり 冬がやってくる

昨日はこちらに日記を書くのを忘れていた。

日曜日は10時頃起床。
朝食はパンと野菜ジュース。
コーヒーを飲んでから14時半まで翻訳原稿の点検・校正作業。
一晩置いてから点検するとミスが次々と見つかる。

校正が終わってから19時頃まで、大量にコピーした歴史学の論文をPDF化する作業を行う。
戦前の論文は旧仮名・旧字体でフォントも現在のものとは異なるせいか、文字認識がうまく行かない。
結局文字認識についてはある程度目をつむることにした。

入浴後、キムチ鍋を食べながら「麒麟がくる」を見る。
駿河太郎演じる筒井順慶がなかなかの存在感で、吉田鋼太郎演じる松永久秀に負けていなかった。

22時からBS1で放送していた中国の総合格闘家を描いたBS1スペシャル「真実への鉄拳~中国・伝統武術と闘う男~」が思わぬ収穫。
伝統武術の権威に挑戦し、伝統武術家に連戦連勝する総合格闘家徐暁冬と彼を取り巻く状況、伝統武術と愛国主義の結びつき、ネットに入れ込み愛国インフルエンサーとなった伝統武術家などなど興味深い内容。
徐暁冬は嫌がらせを受けたり、警察に連行されたり、名誉毀損訴訟で敗訴したり、百度で検索できなくなったり大変らしい。彼は彼で「愛国者」なのだろうが、「上の人」から見れば「面倒」な「跳ねっ返り」なのだろう。
中国では思想云々関係なしに、とにかく「騒動」や「面倒」を起こしそうな人は規制するからなあ。
いろんな意味で現在の中国の縮図といえる内容だった。

 

本日月曜日は6時前に尿意で目が覚めたのだが、寒くて布団からなかなか出られなかった。
なんとかトイレに行ってから、もう一度寝直した。
7時半ごろに目が覚め、ゴミ出しをしてから、バナナと野菜ジュースの朝食。その後、原稿を最終チェックして10時前に納品。
それから銀行に行ったり、買い物へ行ったりした。

昼食後19時頃まで仕事。

仕事が終わり、階下の郵便受けをチェックしに行くと、大庭脩『木簡学入門』(志学社、2020年)が届いていた。今日からさっそく読むことにする。
実は私も修士課程時代に大庭脩先生の講義を受けたことがあり、大庭先生は実に思い出深い先生。話し上手で、知識が深くて広く、たとえ話も大変うまく、楽しい講義だった。
今思えば実に幸運だったと思う。

大庭脩『木簡学入門』

大庭脩『木簡学入門』(志学社、2020年)

明日から12月。
時が経つのは本当に早い。
寒いので今夜は鍋。

 

日本脱出の日、2025年11月11日まであと1807日。