2020年12月14日 月曜日 くもり 「今年の漢字」など

朝、ゴミ出しのついでに散歩したのを除き、自宅に缶詰。

今日は疲労でペースダウン。
昨日休んだが、まだ疲労が抜けきっていないらしい。スケジュールを少し組み直した。
結局、今日は当初の予定の半分程度しか進めなかった。

午後、「今年の漢字」が「密」になったことを知る。
自分にとっての「今年の漢字」は「宅」だ。去年から在宅で仕事をしていたが、今年はコロナ禍でさらに自宅にこもるようになったからだ。そして、「宅」は最近の中国語では「ひきこもる」という動詞として使うこともあるので、ますます今の私にぴったりである。

それから、例の「Gotoトラベル」を28日から二週間にわたり「一時停止」するのだそうな。やることなすこと中途半端で行き当たりばったりなんだよなあ。

・検証したくない
・金を出したくない
・批判されたくない
・誤りを認めたくない
・面子を潰されたくない
・責任は死んでも取りたくない

政府与党は一事が万事この調子。要するに「ええかっこしい」である。
そして、コロナ対策にせよ、内政外交のあらゆる事案にせよ、言うことはいつも決まっている。

・緊張感を持って(緊張しているだけで何もしない)
・危機感を持って(危機感を持っているだけで何もしない)
・注視している(注視しているだけで何もしない)
・責任を痛感している(責任を果たさず何もしない)

そして、国民もダレてきている。政府与党が国民にああしろこうしろと要請するだけで詳細かつ具体的な指示とバックアップもせず、我慢を強いるだけではこうなって当然だろう。近所でも「顎マスク」の人、マスク未着用の人を散見する。
私自身はマスク着用とうがい・手洗いを励行し、ドアノブとパソコンのキーボードとマウスはアルコール消毒し、人混みもできるかぎり避けているが、つい忘れそうになることもある。緊張感を維持するのはなかなか難しい。

さて、ここで国民の士気を高めるため、一人あたり給付金100万円を支給するのはどうでしょう。経済をブンブン回してみせますよ!

最近思うのだが、仮に特撮物みたいな悪の組織が存在したとして、日本を滅ぼすために意図的に悪行を働いたとしても今の政治家・官僚のひどさには及ばない。彼らは曲がりなりも「選良」ではないのか。
そこまで考えて、はたと気がついた。真の悪というものは、わかりやすい「悪人」ではなく、「普通の人たち」と「普通の人たち」の中から選ばれた政治家・官僚たちが平々凡々かつ無意識のうちに行うものなのだろうなあ。

正直言って妙案が浮かばない。どこをどうすればこの国がよくなるのやら。

日本脱出の日、2025年11月11日まであと1793日。