愛国あれこれ
某保守系評論家がネットでの誹謗中傷により不出馬を決めたことを知る。
なんつうか、どれほど「愛国的」なことを言って右派に迎合しても「中国」出身の「帰化人」という理由だけで切り捨てられるんだなあと思った。
「愛国者」の基準は本当に厳しい。
「愛国者」への道は本当に険しい。
まあ、あの人ですら無理なのだから、私はとても「愛国者」にはなれそうもないなと思いました。なりたくもありませんが。
あと、自分が「保守」とか「愛国」を称する人間に対して一番我慢ならん点は、自分たちの仲間であり同胞である日本人すらも愛してないという点なんですよねえ。
外国からわざわざ日本を選んで帰化してくれた外国ルーツの日本人を差別するのもその一例。
彼らは自分たちと少しでも違っている人間を異分子として差別する。
日本国内のマイノリティや弱い立場の人たち、障碍やハンディキャップを抱える人たち、困っている人々に対してもそうだし、外国ルーツの日本人にたいしてもそう。
とにかくなんでもいいから理由を見つけ出して差別する。
さて、私自身はこの罠から逃れられているだろうか。常に自戒し、自問していきたいと思います。