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ここ数日、翻訳の仕事が忙しくなってきたので、ブログを更新する暇がなかった。

春節も終わり、中国社会も平常に戻りつつあるということか。

 

昨日(2月27日)昼間は家で翻訳仕事。

夕方、近所の学生街に行ってきた。
郷里での春節休暇を終え、大学に戻ってきた学生たちが大きなカバンやトランクを抱えて行き来していた。中国の大学は1,2月が冬休みで、3月から新学期。


友人と落ち合い、学生街のウイグル人経営のシシカバブ屋で食事。相変わらずおいしい。

友人と二人で食事をしていると、従業員の一人がかかってきた電話の内容を聞き取れず、友人に翻訳を依頼していた。やはり、中国語の言語の壁は厳しい。だが、ウイグル人は望むと望まざるとに関わらず、それでも中国で生きていかなければならない。

8時頃友人宅へ移動し、二次会。
友人がネットの動画サイトにアクセスし、ウイグル人が「党の政策はすばらしい(党的政策亚克西)」といって舞い踊る動画を見せてくれた。これは春節晩会(日本の紅白歌合戦にあたる年末年始番組)で放映されたもので、ウイグル人が党の政策を無条件で崇めたてまつるというしらじらしい内容。

なんというか、戦前日本のプロパガンダに登場する「親日的」な中国人、朝鮮人そっくりだった。無論、漢民族ですら信じていない代物で、ネットでは批判や揶揄が殺到している。友人と二人で画面に向かってツッコミを入れまくってやった。

その後、友人の父、友人と私で政治的な話題についていろいろ話しあった。
最近友人の親戚が事件に巻き込まれたが、当局が全然動いてくれないと言った話になり、友人親子は政府や共産党への怒りを静かに話してくれた。
この国には色々な問題が山積し、友人たちも苦しんでいるが、正直私個人の力ではどうしようもない。
自分の無力さを思い知らされた。

本当に苦い酒だった。

 

いろいろ悲しい気分になって帰宅。
結局4時ぐらいになってやっと眠れた。

10時半頃、大阪の自宅から小包が届いたので、起きだして受け取りに。
中身はヒガシマルの関西風うどんだし、清朝史と論語の研究書とSF2冊に週刊ベースボール。

こちらでは日本料理はほとんどが関東風の味付けで、関西風のだしは手に入りにくいのでうれしい。
研究書は中国国内の歴史研究にはない柔軟な視点が多い。中国国内ではやっぱりどうしても政府の顔色を伺わないといかんので。

ちなみにSF2冊はジョージ・オーウェル『一九八四年』(新訳版)、オルダス・ハックスリー『すばらしい新世界』。
言論統制下の中国、すなわちリアル版“Big Brother”の君臨する国で読むのもまた格別だろう(苦笑)
現在進行中の翻訳の仕事が終わってからゆっくり読みたい。

あと、週ベは野球好きにはこたえられない!

昼からメールチェックや翻訳の仕事。
外は少し雪が舞っていた。
夕方辺りから爆竹や花火がバンバン鳴りひびきだした。今日は旧暦一月十五日、元宵節。春節のフィナーレで、みんなで爆竹を鳴らしたり、ランタンを飾ったりして、思う存分騒いで、翌日から平常に戻る。
中国人に言わせれば、爆竹がないと春節気分になれないらしい。8時頃、ビールやジュースを買いにアパート一階の雑貨屋に降りて行ったとき、店員に「日本の元旦には爆竹を鳴らさへんで」と言ったら、「そんなことで年越し気分になれるのか?」と不思議そうに質問してきた。

 

22時頃まで仕事。
あともう少し仕事をしようかとも思ったが、爆竹や花火がうるさく、まるで窓の外で機関銃を乱射しているような状態なので、今夜はここまでにしておいた。

明日またがんばろう!