SNS政談との決別――We Are Never Ever Getting Back Together 

冒頭のサブタイトルはテイラー・スウィフトの曲名である。
日本語では「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」である。
特に意味はない。

他の所にも書いたが、最近はSNSでの中国時事関連などの書き込みはしなくなった。
昔はわりと積極的に中国を含め国内外の時事問題について発言していたものだが、最近は嫌になった。

自分自身2、30年間中国と取っ組み合って来ていささか疲れたというのもある。

だが、それ以上に「SNS政談」が嫌になった。
こうした発言は誹謗中傷とかマウントとかピントのずれた「クソリプ」とかいったものを受けがちだし、議論も「水掛け論」とか「そっちこそどうなんだ論法」とか「○○なら××についても言及しろ」論法になりがち。
その上、党派間の対立と分断も激しい。
そして右も左も上も下も肝心の中国問題・国際問題に関しては一知半解で、国内の党派対立しか見ていない。

人権問題・経済問題・台湾問題についての議論がいい例だが、中国・台湾・香港・米国・日本・EUその他の国および地域の政治・経済・軍事・外交・民意その他複雑に絡み合う要素を無視しており、100か0でしか議論していないし、彼らが論拠として引用する中国情勢・国際情勢なるものも彼らの意見、またはSNS上・国内での「敵」に対するマウント取りに都合の良いもので、一面的なものでしかない。

X(旧Twitter)とかはてなブックマークとかそれらSNSの中の「中国クラスタ」とか、自分はあんな場所によくいたなと思う。
もうしんどい。

自分はSNSでのそういう場所を「引退」することにする。
はっきり言って井の中の蛙、コップの中の嵐。 正直言ってしんどいし、あきあきするし、事態が好転する見込みもない。
テイラー・スウィフト風に言うと「We Are Never Ever Getting Back Together 私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」だ。
現在、時事問題について書きたいことはブログまたは非公開の個人的なメモに書いている。SNSに書いたとしてもあらましだけ。
ここ半年、一年ぐらいは、プロ野球とか読書とか歴史とか映画と日常のたわいのない話題に関心を持っていて、ネット上でそうした交流の機会を作りつつある。
というか、ネットで時事問題に関心を持つ以前の状態に「回帰」したというべきだろうか。
 

まとまっていないが、今の気持ちを書いてみた。