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 ブログ移転後、Amazonのリンクを記事上に自由に設置できるようになったので、テストを兼ねて本記事をアップロードします。
内容は『読書メーター』への投稿を修正したものです。

 

岩間一弘『演技と宣伝のなかで――上海の大衆運動と消えゆく都市中間層』ブックレット《アジアを学ぼう》8、風響社、2008年11月

 

 本書は、中華人民共和国成立当初の上海における大衆運動の関連文書・新聞論説・宣伝漫画等を利用し、共産党・政府が「宣伝」を行い、受け手が「宣伝」から共産党・政府の望む言動を探り当てて「演技」していくという一連の流れをわかりやすくまとめている。
 そして、労働者階層と資本家の中間の都市中間層(サラリーマン階層)が戸惑いながらも情況に適応しようと苦悩する様子を如実に描き出している。
 自分も中国在住時にこうした「宣伝」と「演技」の連鎖を目の当たりにしており、本書の視点は現在の中国を見つめる上でも有効であると感じた。

【追記】
 本エントリは先日アップロードしたものですが、当方のミスでブログが消えてしまいましたので、再アップロードいたしました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。