凡例

 修士論文のブログ掲載にあたり、以下の凡例に基づき、書式統一を行った。

 

一 全体構成

  1. 修士論文本文及び注において今回発見された明らかな誤り、欠落については、〔 〕により補注・修正を行った。
  2. 注・図は修士論文原文では文末にまとめたが、本ブログにおいては、注は各章末に分割して掲載し、図は本文中に掲載した。
  3. 誤字・脱字・異体字などを慣例の表記に修正した。
  4. 句読点の位置・付け方を修正した。

 

二 年度・日付

年度・日付は旧暦を使用して表記した。

  1. 旧暦は新暦との間に一ヵ月程度のずれがあるが、便宜上年号に西暦年を併記した。
  2. 干支による日付には旧暦の日付を併記した。例:康熙三十五年(1696)二月丙午(二十日)

 

三 文字表記

  1. 名詞の並列は「・」(中黒)を用いた。
  2. 非漢字圏の人名及び複合語のつなぎには「=」(全角イコール)を用いた。
  3. 引用文・書名は原則として原文表記を尊重した。
  4. 満洲語・モンゴル語の固有名詞・用語は、すでにカタカナ表記の定着しているものはそれに従い、その他は漢字表記を使用し、必要に応じてローマ字を併記した。

 

四 史料の引用表記

  1. 漢字は、本文中では原則として日本の新字体を用い、漢文史料の引用では史料名・巻号・史料文ともに正字(旧字体)を用いた。俗字・異体字は適宜修正した。
  2. 漢文史料の読み下し文は正字・現代仮名遣いを用いた。和訳は必要な場合を除き、新字体・現代仮名遣いを用いた。
  3. 満文史料はメーレンドルフ式ローマ字に転写し、日本語訳を添付。
  4. 史料に付された括弧や下線は全て筆者による。
  5. (  ):引用者による注記・補足を示す。
  6. [  ]:割注・細字注等の原文の注記を示す。
  7. [硃批:abcdef、斜体]:皇帝による硃批を示す。
  8. 【 】:原文の抹消部分を示す。
  9. 下線:引用者による強調を示す。
  10. ……:引用者による省略を示す。

 

五 参考文献

  1. 書名は、著者・編者名・翻訳者名・『書名』(叢書名・出版社名・出版年)の順に表記した。
  2. 論文名は、著者名・翻訳者名・「論文名」(『所収雑誌名・書名』・出版社名・出版年)の順に表記し、必要に応じて引用箇所のページ数も注記した。

 

論文要旨