新しい「生きがい」

最近ずっと考えていることだけど、新しい「生きがい」が欲しい。

これまでの30年余りは中国と中国語が「生きがい」だった。
しかし、最近、中国と中国語に全力で取っ組み合う気力が失われてきた。
理由としては、長年の「勤続疲労」もあるし、近年の中国政府・共産党と「愛国者」たちの数々の言動による気疲れも大きい。


今でも中国語翻訳の仕事は続けているけど、それは生活のため。
誤解を恐れずに言えば、中国と中国語は私にとって、もはや「生きがい」という特別な存在ではなく、単なる「分析対象」になりつつある。

念のために言っておくと、私は中国と中国語そのものが嫌いになったわけではないし、今までの人生と「生きがい」が間違っていたとは思わない。
ただ「疲れた」だけ。
30年にわたり、中国と中国語に全力で取っ組み合ってきたので、心身共にあちこちにガタが来ている。

唯一にして最大の収穫は、中国人の皆さんとご縁ができ、その中には親友と呼べる方々もいるということだろうか。
今後はご縁のできた中国人とのおつきあいは続けていく前提で、中国と中国語以外の新しい「生きがい」を見つけたい。

またそれにより新たな発見もあるかもしれない。

新しい「生きがい」が何なのかはまだわからない。
現在の候補としては英語などだろうか。
もうすぐ50歳。人生も後半戦に突入しつつある。

後半戦では別の言語に挑戦してみるのも悪くはないか。