LINEで送る
Pocket

 このほど、私は、翻訳や中国関連の仕事を辞めて、普通の仕事につくことを決意しました。もちろんいますぐという話ではありませんが、遅くとも1年以内にはそうするつもりです。

 現在、日本には日本人・中国人を含む多くの中国語話者・通訳者・翻訳者がおり、自分の中国語スキルの「市場価値」の低下を日々ひしひしと感じているところです。
 中国語通訳者・翻訳者の市場は今や飽和しつつあります。
 現に、ハローワークでは、中国語の現場通訳の報酬が時給800円代という求人票さえあります。今時、倉庫内軽作業のアルバイトでも時給850円、900円以上の仕事があるというのに……。
 翻訳者の現状もこれと五十歩百歩で、私が契約している翻訳会社(エージェント)は良心的な会社ばかりなのですが、それら良心的な翻訳会社すらも最近の安値競争にさらされています。
 これからは極めて高い実力を持った売れっ子通訳者・翻訳者以外は生き残れなくなるでしょう。自分程度の中国語スキルではあと5年もすれば飢え死に間違いなしです。
 
 そこで、これまでの中国語スキルに依存した生活をやめ、新しい分野の仕事に就き、中国語は単なる趣味や教養として学んでいこうと決意しました。この決断に至るまでには自分自身相当悩みましたが、中国語を学び始めた動機は元々は中国の歴史や文化への興味だったので、考えようによっては「原点回帰」ともいえるでしょう。
 
 さて、翻訳者を辞めるにあたり、自分がこれまで蓄積してきた翻訳用語集・ノウハウをネット上に公開することを決意しました。
 これから、仕事の合間を見て、自分が蓄積してきた翻訳用語集・ノウハウをこちらで少しずつ公開していきたいと思います。
 これまで苦労に苦労を重ねて蓄積してきたものですが、翻訳者を辞める自分が使わなくなって死蔵させてしまうよりは、誰かに使っていただいたほうがまだマシですから。 

 まだまだ完全とはいえないものではありますが、なにがしかの役には立つでしょう。
 今後、整理が終わったものから順次こちらに公開していきますので、よろしくお願いいたします。

 

【追記】
 この記事は13日朝に掲載したものです。記事は自分の思いに任せて一息で書いたもので、文章に粗が目立ちましたので、さきほど加筆修正させていただきました。
 まず通訳者の報酬の安さの例の後に翻訳者の現状についても加筆し、次に文章の流れを考えて、本文中の「翻訳者・通訳者」を「通訳者・翻訳者」の順番に改めました。
 さらに、その他全体的な加筆修正を行いました。(2014.3.14)