2024年5月20日 月曜日 晴れ どうぞご勝手に

昨夜は22時台に寝て、大寝坊して10時半頃に起床。
12時間ほど寝た計算になる。
おかげで頭はスッキリしたが、早起きできなかったのはよくない。

朝食を摂ってから、週末に訳した原稿を最終確認し、昼頃に納品。
今日は昼頃に通院予定だったが、翻訳作業が押したので、木曜日に変更した。

13時半頃から河川敷を1時間ほど散歩。
平日昼間なので人が少ない。
ついでにロッテリアで遅い昼食を取り、帰りにスーパーでコーンフレークなどを購入して帰宅。

夕方頃に別件の作業を開始し、19時頃に作業終了。

 

今日は台湾の新しい総統の就任式とそれに絡んだ中国の駐日大使の対日批判の記事を読む。

朝日新聞デジタル
「中国の分裂企てれば、日本の民衆は火の中に」 駐日中国大使が発言 https://digital.asahi.com/articles/ASS5N1VZ9S5NUHBI010M.html

中国語での発表文はこちら(中国大使館)

驻日本大使吴江浩:绝不承诺放弃 使用武力是震慑“台独”的根本王牌

2024-05-20 20:18

http://jp.china-embassy.gov.cn/chn/sgkxnew/202405/t20240520_11307909.htm

5月20日,吴江浩在中国驻日本大使馆举办的“台湾问题与中日关系”座谈会上表示,日本一些人持续鼓噪“台湾有事就是日本有事”,歪曲解读中方对台大政方针,大肆渲染“武力攻台”,竭力煽动恐慌情绪,个别政客甚至扬言“为台而战”。中国政府在台湾问题上的政策立场一以贯之,我们愿尽最大努力争取和平统一的前景,但绝不承诺放弃使用武力。这不针对广大台湾同胞,而是震慑“台独”的根本王牌。
吴江浩指出,当前台海局势升温,根源在于台湾当局企图“挟洋谋独”,外部势力操弄“以台制华”。是谁长期对台非法售武?是谁在台岛附近部署进攻性武器?是谁利用所谓“台湾有事”扩军强武?答案不言自明。如果日本将自己绑上分裂中国的战车,日本民众将被带入火坑。这句话听起来刺耳,但有必要说清楚说明白,勿谓言之不预。

中国共産党もつまらん連中になったなとしか言い様がない。
昔は対日批判にしても、もう少し気が利いた言い方をしていたものだが。

この「中国の分裂企てれば、……」、記事では「日本という国が中国分裂を企てる戦車に縛られてしまえば、日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる(中国語での発表文:如果日本将自己绑上分裂中国的战车,日本民众将被带入火坑)」だが、「中国分裂」という行為が何を指すのかを定義するのはあくまで中国側。中国は日本と台湾とその他の国の行動の何をもって「中国の分裂を企てる」とするかを自由に決めることができ、それを口実に台湾や日本を自由に牽制し、脅すことができる(というか今までもそうしてきた)。

また、「我々は最大の努力を尽くして平和統一を目指す一方、武力行使の放棄も絶対確約しない」とも言っているが、これも「何を言っているんだ」としか言い様がない。
例えば、香港の「一国二制度」を事実上反故にした態度は「最大の努力」とはほど遠い。
「一国二制度」は元々は中国の台湾「平和統一」の枠組として提唱されたものであり、中国の香港へのやり方は事実上台湾への自らの政策すらゴミ箱へと投げ捨てたに等しいからだ。

彼らはしばしば他国の「中国脅威論」を批判するが、「中国脅威論」を広めているのは彼ら自身。
彼らは自分たちがどう見られたいか、どう扱われたいかについては敏感だが、「自分たちが他人からどう見られているか」ということには極めて鈍感になっている。

まあ、日本同様、政治家や官僚の質が下がっていると見える。
政治家・官僚が「上」を向いて忖度して、肝心の相手側を見て仕事をしていないせいだろう。
「上」の人間は自分が正しいと思っていることが下の人間の利益になるという理由から、その行動に介入したり干渉し、下の官僚は「上」の人間に認められようと必死になり、「外」には目を向けない。
さながら「毒親」と毒親に認められようと必死に頑張る子供たち。
習近平政権は社会主義ではなくて、パターナリズム(父権主義)なんだろうなと思う。
習近平政権ひいては中国共産党を見てて常々思うんだが、子離れできない親というか「毒親」そっくり。
そして日本の右派・ネトウヨにそっくり。
中国共産党もネトウヨに成り果てたんだなあと改めて感じた。
あの高い理想はどこへ?

中国共産党については「We Are Never Ever Getting Back Together」が正直な気持ち。
自分は2、30年ほど中国に関わってきて正直もう疲れた。
もう付き合い切れん。
「どうぞご勝手に、随你的便!」と言いたい。

まあ、日中関係は大事だと思うし、交流も大いに進めるべきだけど、私自身の気力はもう尽きた。

ちなみに、私は中国語の翻訳を生業とはしているが、近年では「日中交流」、「日中友好」の類の案件は受けていない。
「日中交流」、「日中友好」の類の内容は訳していて虚しい気持ちになるから。

日中関係は元気のある人だけでやってください。

【追記】
自分はかつて中国と中国の深遠な歴史と文化に憧れて中国語を学び、苦労を重ねて、8年かけてお金を貯めて、ようやく中国への留学を実現した。
そして中国で8年間生活し、一時は本気で現地に骨を埋める覚悟すらあった。
しかし、さまざまな理由で中国に失望し、やがて帰国。
そして今は中国への失望がさらに深まっている。

私は中国を愛していたが、中国は決して私を愛してくれなかった。
自分の中国への思いは所詮「片思い」だったと気がついた。
もう「片思い」には疲れた。