2025年11月2日 日曜日 晴れ時々くもり 古本探索と居酒屋など

今朝は7時半頃起床。

朝食をとり、洗濯物を干して、少しネットを見て、9時50分頃に自宅を出発。
歩いていこうかとも思ったが、運良くバスが来たのでバスに乗って、10時15分頃に百萬遍知恩寺の「秋の古本まつり」会場に到着。

今日はたくさん買ってしまった。
琉球史、東西交渉史、清朝史、のらくろなど盛り沢山。
購入書は以下のとおり。

  • 徐葆光 著、原田禹雄 訳注『中山伝信録』言叢社、1982年。
  • ヘンリー・ユール 著/アンリ・コルディエ 補、鈴木俊 訳・編、榎一雄 解題『東西交渉史』ユーラシア叢書7、原書房、1975年(原著は帝国書院から1944年に出版)。
  • 存萃学社 編集『清史論叢』第一集~第三集、大東図書公司、1977年。
  • 存萃学社 編集『清史論叢』第四集、第五集、大東図書公司、1978年。
  • 田河水泡『のらくろ漫画全集』全1巻、講談社、1967年(最近発見された『戦時版よみうり』連載分は未収録)。
  • 田河水泡『のらくろ自叙伝』光人社、1983年。

写真左から、徐葆光 著、原田禹雄 訳注『中山伝信録』、ヘンリー・ユール 著、アンリ・コルディエ 補、鈴木俊 訳・編、榎一雄 解題『東西交渉史』、存萃学社 編集『清史論叢』第一集~第五集、田河水泡『のらくろ漫画全集』全1巻、田河水泡『のらくろ自叙伝』

徐葆光 著、原田禹雄 訳注『中山伝信録』はその後改訳新版が出ていたことを知り、買うのをちょっと早まったかなと思った。
ただ改訳新版の方は母校の図書館にあるので、必要なときはそっちを利用しようかなと。
母校の図書館の蔵書検索でわかったが、琉球王国史の蔵書がかなり充実している。
私の修士課程の時の先生が海上貿易史・海上交通史をやっていた関係で琉球王国関連の研究もしていたので、おそらくは図書館の背中を押してたくさん関連書を入れてくれたのだろう。
先生、ありがとうございます!

徐葆光 著、原田禹雄 訳注『中山伝信録 改訳新版』榕樹書房、1999年。

https://gajumarubook.jp/?pid=45650905

存萃学社 編集『清史論叢』は中国大陸・台湾の清朝史の重要な論文を集めたもの。
実は前日に売り切れたものと勘違いしていたが本日発見。
今ならデジタル化されていてネット上で見られる論文も多いし、私がすでに持っている論文も多いが、便利な本ではある。
私が見た限り、著作権に関する記述がないが、当時は大雑把な時代だったんだろうか。

ヘンリー・ユール 著/アンリ・コルディエ 補、鈴木俊 訳・編、榎一雄 解題『東西交渉史』は、ヨーロッパによる喜望峰航路「発見」以前の東西交渉史の研究。

『のらくろ漫画全集』と『のらくろ自叙伝』については戦後80年ということで、戦争と漫画について考えるために買ってみた。
『のらくろ』については戦前の軍隊漫画ということで、時代を反映した描写も多く、終盤には擬人化された動物で表されたアジアの他国人を「指導する」描写も見られる。
当時の軍隊の様子、日本人の意識を知る上で興味深く感じた。
以前、ネットで『のらくろ』についての論考を読んだことがあり、実際に読んでみたいと思っていたが、今回まとまった形で手に入った。

『のらくろ自叙伝』は戦後に書かれたもので、『のらくろ』の主人公のらくろが語った自叙伝という形式を取っている。
戦前の価値観と雰囲気はやや薄められ、終盤にはのらくろが軍隊や戦争に疑問を持つシーンもある。

 

昼頃まで古本を見て、いったん帰宅して本を家に置く。
それからクリーニングに出してあった背広をクリーニング店で受け取り、スーパーで食料品などを買って帰宅。

家で昼食を取り、午後はグターッとして過ごした。

18時頃に近所の居酒屋に行き、21時頃まで飲み食い。
疲れているせいか早く酔いが回り、酒量は普段より少なめ。

帰宅後、シャワーを浴びて椅子に座ったら、1時間から2時間ほど寝落ちしてしまった。

目が覚めてからこの日記記事を書いた。

明日は夕方の整骨院通院以外は休息する予定。