北京游記之四 ―天安門・民族団結柱―
11月2日。
朝、荷物をまとめてチェックアウト。
部屋を出る前に同室のユーゴスラビア人に別れの挨拶をし、一階に上がってフロントでチェックアウトの手続きをしようとしたその時、突然女性たちの大群が大挙して入ってきた。合計で3、40人ほどはいたと思う。彼女たちは山東省の婦聯(中華全国婦女聯合会、共産党傘下の女性団体)で、研修だか会議だかで北京に来ているらしい。見たところ年齢は全員40代以上、幹部クラスのようだ。
一階ロビーはまるで蜂の巣をつついたような大騒ぎ。やっぱり「女三人集えばかしまし」だ。
オバハンたちの手続きがある程度ひと段落ついてからチェックアウトの手続きをしてから、ホテルを出て、地下鉄和平門駅で地下鉄に乗り、いったん北京駅へと向かう。北京駅で荷物を預けてから、前門駅に戻り、天安門広場へ。
広場の入口では空港のようなセキュリティチェック。
十数年ぶりに毛主席紀念堂を見学しようかと思ったが、ちょうど月曜日で休館日だった。
天安門の「民族団結柱」を改めて観察。
西側(人民大会堂側)
東側(国家博物館側)
まず西側(人民大会堂側)から
オロチョン族(鄂倫春族) 前から26番目
オロス族(俄羅斯族)中国国内のロシア系住民 前から22番目
シベ族(錫伯族) 前から19番目
朝鮮族 5番目
チベット族 天安門側から数えて2番目
モンゴル族
モンゴル族は西側の天安門側から数えてトップに位置。
東側(国家博物館側)
漢族 東側のトップ(天安門側から)に位置
回族 2番目
ウイグル族 3番目
満洲族 6番目
各民族の並びについては以下のサイトを参照。
順番は政府によって各民族に振られているコード番号(代碼)に基づいている。
中华人民共和国国家标准GB 3304-91中国各民族名称的罗马字母拼写法和代码(2009年11月27日アクセス)
http://61.163.246.71/szb/html/4028809d197014760119702d05750003/2008051320562390.html
奇数番号は東側(国家博物館側)、偶数番号は西側(人民大会堂側)に交互に配列。
“民族团结柱”是怎样排序的?–中国共产党新闻–中国共产党新闻-人民网(2009年11月27日アクセス)
http://cpc.people.com.cn/GB/165240/165244/10119434.html
最近の報道によると、民族団結柱は年内にもオリンピック公園に移設されるらしい。
人民英雄記念碑
雪の残る天安門
天安門を見た後、故宮へ。