2020年10月3日(土)、4日(日)、5日(月)
土日は日記を更新していなかったので、3日分書くことにする。
10月3日(土)
朝9時頃起床。
午前中は掃除と洗濯。
風呂掃除中にカビハイターがTシャツにかかって、Tシャツが変色。前にもこんなことがあった。気をつけたい。
午後は阪神VS巨人戦を見たり、満洲語史料を読んだり、Twitterのタイムラインを眺めたりして過ごした。
夕方頃、「Manjurist http://manjurist.blogspot.com/」というサイトの「What’s Where in Manchu Digitized Texts(「Manjurist」の満洲語デジタル化テキスト所在リスト)http://manjurist.blogspot.com/p/whats-where-in-manchu-digitalized-texts.html?m=1」で「šui hū bithe」という文字列を発見。
満洲語の『水滸伝』だった。
すこしばかり内容を見て、それからTwitterでつぶやき、つぶやきをもとにブログ記事を書いた。
その後検索してみると、満洲語『水滸伝』の翻訳・研究書もあることがわかり、さっそく内山書店に注文した。
そして、井波律子氏訳の水滸伝もKindleで注文。
水滸伝で散財してしまった。
10月4日(日)
昼頃起床。
午後は満洲語の読書会。
今回もいろいろな知見を聞くことができ、非常に楽しかった。
夜、電車に乗って大阪へ。
マクドナルドで腹ごしらえをしてから、シネ・リーブル梅田で「女王トミュリス 最強の戦士」を鑑賞。
ストーリーは、遊牧民と定住民との関係が軸となっている。
定住民を略奪の対象と見るか、交易・同盟で結びつくか、定住民との距離の置き方で遊牧民の間でも意見の違いが生じていく。それが主人公トミュリスの運命を揺さぶっていく。
定住民との関係をどう考え、どう処理するかは、遊牧民にとって古くからの課題で、そうした側面が本作品に反映されていた。こうした遊牧民と定住民との関係はいわばユーラシア史のメインテーマで、なかなか奥が深い分野でもある。
また、遊牧民が得意とする偽装退却戦術も描写されており、興味深かった。
馬を大量に動員した戦闘シーンは迫力があった。
敵役のキュロスも重厚で存在感があった。
時代考証については史料もほとんどない時代なので、致し方なしか。
映画鑑賞後、また電車に乗って、午前0時半頃ようやく帰宅。
10月5日(月)
今日は仕事が来ないので、読書で過ごす。
昼頃、散歩がてらコンビニに行った時、レジ横の『週刊少年ジャンプ』を見て、今日は月曜だったかと気づく。
在宅フリーランスなので、曜日の感覚がなくなっている。
夕方頃に、檀上寛『明の太祖 朱元璋』(ちくま学芸文庫)を読了。
清の史家趙翼に「聖賢と豪傑と盗賊の性格をかね備えていた」と評された朱元璋。本書はそうした複雑な人物像をうまく描き出せていたと思う。