大阪和东北(日文)
このあいだ、馴染みの大衆食堂に行ったとき、そこのオバちゃんに「生意怎么样?(商売はどう?)」と聞くと「还行」と答えが返ってきた。
この「还行(háixíng)」であるが、これは人から物事を聞かれたとき、まあ普通の状態であるとき、もしくはどういっていいかわからない、なんともいえないといった状態の時に使うようである(ちなみに古典中では「尚好」という)。
たとえば、「最近怎么样?(最近どう)」「还行(还可以)」などというように使う。とすれば、この言葉の日本語訳は「ぼちぼち」という大阪弁が最も適当である気がする。彭飛氏の名著『大阪ことばと中国語』(東方書店)でも、「ぼちぼち」を「可以」と訳している。
これ以外にも、中国語、特に東北方言には、日本語の標準語に訳しがたい語彙が多い。そういえば、瀋陽人(東北人)の気質はなんとなく大阪的であるような・・・・・・。
お笑いのメッカやし、平気で信号は無視するし、情に厚いし、血の気がおおいし、「いらち(短気)」やし。あとそれぞれ首都に妙な対抗意識を持っている点も共通してしてるな。 あの有名な「東北人都是活雷鋒」も、よく聞くとなんだか「河内のオッサンの歌」みたいやしね。
東北人は大阪人!
今日からこれをこのブログの公式見解とするのでよろしく。 … … …