2025年9月16日 火曜日 晴れ 通院、読書、Amazonのことなど

今朝は8時頃起床。
少し頭痛がして少し身体もだるい。
一応平熱ではあるんだけど、体調は今ひとつ。
こういう中途半端な状態がある意味一番厄介。

10時頃に家を出て月一回の定期通院先へ。
医師の先生に経過報告をして、それから先月8月の採血の結果を説明された。
やっぱりγ-GTが基準超え。
ただ、ここ数ヶ月少し酒量を減らしているからか、6月の採血の時よりは数値が改善している。
他にも中性脂肪について注意された。

それからしばらく野球談義。先生も私も重度の野球好きである。
阪神優勝、CSに向けた展望、藤浪晋太郎、大谷翔平、それから松坂大輔、藤川球児、江川卓など往年の名投手も話題に。
先生いわく、昔はテレビ中継がバックネット視点だったので、ピッチャーの球の伸び、浮き上がり方がよくわかったらしい。なかなか深い話。
やっぱり野球話は面白い。自分にとって最大のメンタルヘルスは野球話かもしれん。

野球談義を終えてから、診察室を出て、会計を終えて、少し歩いて近くの薬局で処方薬を購入。
今月から薬が変わり、飲む個数も変わった。間違えないように気をつけよう。

それからバスに乗って帰宅。
夕方の通院をキャンセルして他の日に変更した。
午後は新しい案件がまだ来ていなかったので、休養に努める。

15時頃に残り物で遅い昼食を済ませた。

午後は岩間一弘『中華料理と日本人――帝国主義から懐かしの味への100年史』(中公新書、中央公論新社、2025年)を読む。
明治以降の近現代日本での中華料理の受容過程には、日本の帝国主義による中国東北部、台湾への勢力拡大とそれによる現地料理の受容、そして戦後日本での変容、意味づけの変化という過程があったことがわかる。中華料理が帝国日本の勢力拡大の象徴かつ中国趣味の対象から日本人にとっての「懐かしの味」に変わっていく過程は本当に興味深い。
特に面白かったのは日本における「ジンギスカン」料理の歴史。
モンゴルとは直接関係のない北京の羊料理だったものが、日本人により「ジンギスカン」に結びつけられ、
満洲国では「満洲料理」として位置づけられ、戦前日本の戦意高揚にも利用されたが、戦後にはそれが忘れられ、やがてなぜか北海道で受け入れられ、郷土料理として定着していく。
背景としては北海道で羊(綿羊)が多く飼われていたことがあったらしい(現在では食材の羊肉はほぼすべてが輸入らしい)。
自分も羊肉好きで羊料理には関心があるので、「ジンギスカン」料理がなぜそう呼ばれ、なぜ北海道で定着したのかについては常に不思議に思っていた。
しかも本書でも触れられているが、「ジンギスカン」料理の起源については当てにならない俗説も多い。
本書ではそうした歴史的過程と俗説を上手く交通整理して、「ジンギスカン」という料理の歴史をわかりやすく述べている。
今日は半分ぐらいまで読んだ。

夕方18時少し前に新しい翻訳案件が来た。
短い原稿だったので、1時間ほどで翻訳し終わった。
明日最終確認してから納品するつもり。

19時頃からオリックスVSロッテ(京セラドーム)を観戦。

あ、それから、今日はAmazonでひさびさに紙の本を注文してしまった。
注文したのは阪神タイガース優勝が載ってる先週号の週ベバックナンバーと優勝記念本など。
先週号の週ベは本屋にはもう残ってないし、記念本もすぐに売り切れるだろうし……
Amazonは紙の本の届け方がぞんざいで、以前も本が傷ついた状態で届いた。
なので、Amazonでは紙の本はできる限り注文しないことにしているのだが、今回は「やむを得ず」といったところ。