肝を嘗めた日
トランプ大統領の訪日が話題となっているが、まあやっぱり「アレ」な人物だなあと感じた次第。
トランプ氏は自分をヨイショしてくれると見なした人間には、気楽に気安く扱うが、それはあくまで自分が格上で相手は格下という条件付き。
自分を偉そうに飾るのが大好きで、他人はそのためのアクセサリーでしかない。
他人はあくまで自分をヨイショしてくれて当然という考えなのだろう。
それはトランプ氏の各国の元首・首脳に対する舐めた態度に共通している。
そしてそれは天皇陛下に対しても例外ではなかった。
天皇陛下を指さして格下扱いした態度や物腰を見てて改めて思ったけど、結局の所、トランプ氏は、自分以外の人間には興味がないんだろうなと思った。まさに「傍若無人」、傍らに人無きがごとしである。
天皇制や天皇の地位についてはいろいろ議論があるのは承知しているが、トランプ氏の態度は相手国の「象徴」に対してに取っていい態度ではあるまい。「外交辞令」のイロハ(ABCか?)も知らないんだなと思った。
私は立憲君主制支持の保守派なので、この件については本気で腹が立っている。
まあ、それにヘイコラしている我が国の政治家も政治家だが。
我が国の高市首相も国民にはめったに見せない満面の笑みをトランプ氏相手には見せていたなあ。
我が国も引き続きアメリカの属国にしてもらえるようで良かったですね。「愛国者」の皆さん?
私も日本という国の置かれた情けない立場を改めて思い知らされた次第。
今のこの気持ちは一生忘れないだろう。
自分は日米関係の緊密化にも日米同盟にも賛成だが、それはあくまで「対等の同盟」という条件付きである。
現実の力関係で「対等の同盟」が難しいのであれば、せめてそれに近づけるよう努力するのが日本の政治家の仕事だろう。
怒りのあまり書きたいことがどんどん浮かんでくるが、ひとまずこの辺にしておこう。