2024年9月16日 月曜日 くもり時々晴れ ゴミ出しと読書と野球観戦とうたた寝など

7時前頃に起床。
朝食を摂り、8時にゴミ出し。
休日にもかかわらずこの時間に起きたのはゴミ出しのためなんである。

昨日読み始めた揖斐高『頼山陽――詩魂と史眼』(岩波新書、新赤版2016、岩波書店、2024年)を昼頃に読了。

頼山陽について、詩人としての面と史家としての面の両面から綴った評伝。
まず、彼の詩才について詳述している。
やはり頼山陽その人を反映した、鋭さと自負心の表れた詩風であると感じた。
そして人知を超える歴史の動きである「勢」と歴史のさまざま局面「機」で人間がどう行動してきたかを考える歴史哲学、ならびに地理的条件に着目した歴史観を紹介しており、興味深く読めた。
『日本外史』の執筆では『史記』や『左伝』を模した部分があり、また『日本政記』では天皇について忌憚のない評価を下しており、彼の「尊王」が決して盲目的なものではなかったことも紹介されている。

頼山陽のひととなりだが、遊興にふけったり、脱藩騒動を起こしたり、その後神辺に移っても田舎暮らしに満足できず京に出るし、いろいろなことで周りの人々を振り回したり、お願いをしたり、書画収集に熱中したり、酒飲みだったり……。よく言えば自由奔放、悪く言えば子供っぽい人。
かなり面倒な人物だったらしいが、憎めないところもあったらしい。
酒は伊丹の酒、特に剣菱をよく飲んでいたらしい。
なかなかに興味深い人物ではある。
面白く読めた。

https://bookmeter.com/reviews/123115557

昼頃買い物に行き、お酒のおつまみや食料品を購入し、デーゲーム観戦に備える。

14時から阪神VSヤクルト戦(甲子園)を観戦。
昼飲みしながら見る。
1回表の二死満塁のピンチでの前川右京の大ファインプレー!大竹のスローボール!右京の決勝犠牲フライ!……などなど見所の多い試合だった。
最後は岩崎が締めて勝利!
これで4連勝!
(首位巨人も勝ったのでゲーム差は変わらず2ゲーム差)



試合前には岡田監督が今シーズン限りで引退する青木宣親に花束贈呈。
試合後にはヤクルトの選手と青木がレフトスタンドのヤクルトファンに挨拶。
その時、ヤクルトファンだけでなく球場中の阪神ファンから地鳴りのような「青木」コールが湧き上がったのには感動した。

その後、本日オリックスの比嘉幹貴の登板を動画で見届けた。
最後まで比嘉投手らしいピッチングだった。

夕食後はうたた寝したり、ボケーッとして過ごす。

少し読書してから寝るつもり。

三連休はじっくり骨休めができ、阪神も連勝した。
最高の週末だった。