「令和」の満洲語訳

清朝では、漢語による元号のほか、満洲語・モンゴル語での元号も定められていました。

例えば、康熙(1662-1722)元号の満洲語は“elhe taifin”、モンゴル語では“engke amuγulang”となります。


そこで清朝史をテーマとする本ブログでもこれに倣い、「平成」元号を満洲語で“taifin šanggan”(太平の完成)と訳し、新年・春節のご挨拶で使用してきました。

(申し訳ないのですが、モンゴル語は未習得のため、モンゴル語訳は定めていません)


今回、新元号「令和」が決まりましたので、「令和」の満洲語訳も定めることにしました。

検討の結果、私電羊齋が使用する「令和」の満洲語訳は、まんじゅ先生 @manju1635 ご考案の“saicungga hūwaliyan(良き調和)とすることに決定しました。


今後ともよろしくお願いいたします。


電羊齋 

Talkiyan Honin Jai