2025年9月14日 日曜日 くもり トワウォと満洲語と古本市と阪神など

昨夜もFediverseのウォッチパーティに参加し『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』を再び観賞。
2回目は日本語吹き替え音声で観賞した。
やっぱり2回見たことによる新たな発見も多かった。特に俳優陣の表情の演技、シーン間のつながり、ストーリーの展開などについては「こういうことだったのか!」と理解が深まった点が多かった。

そして吹き替え版ではなんといっても王九の吹き替えの狂気に満ちた演技が最高だった。ヒャッハー!
王九は最高の悪役!硬い!速い!強い!
そして気功で敵の刃も跳ね返す。

「神功護体!硬直!」、私の中ではすでに今年の流行語大賞である!

やっぱりいい映画だと思った。
今後も折に触れて見返すと思う。

 

今朝は8時半頃に起床。

午前中は昨日掲載した満洲語関連記事『マンゴーとマンボー 台湾と清朝の満洲(マンジュ)人官僚 その2 マンゴーと台湾原住民についての上奏文の和訳』をところどころ修正したり、午後の満洲語勉強会の予習をしたりした。

昼食は日清の冷凍汁なし担々麺を食べた。

14時から16時までZoomによるオンライン満洲語勉強会に参加した。
今回も満洲語史料の翻訳、読み方などで議論が盛り上がった。
学術的な雑談、余談も聞いていて楽しい。

勉強会で時々話題に上ることだが、やっぱり史料の時代または書いた人間による単語の表記揺れ、言い回しの違いがあって面白い。
清朝の満洲語の正書法が完成するのは乾隆年間(1736~1795年)で、それまではけっこういろいろなバリエーションがあったりする。
自分も修士課程の頃、主に康熙年間(1662~1722)の満洲語史料を読んでいたが、現在一般的な乾隆年間の満洲語を元にした満洲語教材および満洲語辞書とは異なる表記、言い回しに面食らうことが多かった。

16時から外出し、ゼスト御池で開催されている「ゼスト御池 爽秋の古本市」を見に行った。
「ゼスト御池 爽秋の古本市」のポスター、大きな本の上に座って読書する人のイラスト、開催期間(2025年9月13日から9月15日まで)、アクセス地図などが記載されている

1時間ほど見て回って3冊購入。

  • 島田虔次『中国の伝統思想』(みすず書房、2001年)
  • 木下鉄矢『「清朝考証学」とその時代』(創文社、1996年)
  • 大谷敏夫『ある歴史学者・教育者の人生――戦後七十年の歩み』(朋友書店、2019年)

パソコンを背景に3冊の本が並んでいる、左から島田虔次『中国の伝統思想』(みすず書房、2001年)、木下鉄矢『「清朝考証学」とその時代』(創文社、1996年)、大谷敏夫『ある歴史学者・教育者の人生――戦後七十年の歩み』(朋友書店、2019年)
3冊とも明清あたりが中心的内容なので購入した。
大谷敏夫氏は主に清代思想史がご専門。
他にも欲しい本や面白そうな本はたくさんあったが、今回はこの辺にしておいた。

それから歩いて近所のスーパーへ。
乳母車を押している欧米系の外国人観光客の家族がいた。
これからも外国人の親子連れが安心して観光できる京都であってほしいと思った。

近所のスーパーでサラダ、ヨーグルト、惣菜などを購入して帰宅。

夜は一人鍋。
ビールを飲みながら阪神VS中日(甲子園)を見た。
今日は負けはしたが、ひさびさに一軍に戻ってきた工藤泰成と椎葉剛の徳島インディゴソックス出身コンビによる零封リレーが好材料か。
クライマックスシリーズに向けて、心強い戦力になるかもしれない。
見ていて小気味よかった。
特に工藤は160km/h近い球をどんどん投げ込んできて、見ていてわくわくする投手。

それから、Fediverseを巡回したり、中国人の友人とビデオチャットしたりした。

明日月曜日は作業する予定。