東京遠征 その五 親征平定東京方略 卷五 上野公園・東博
※写真をクリックすると拡大表示します。
千石駅前から路線バスで上野駅前(上野松坂屋前)に移動。
それから徒歩で上野公園を通りぬけ、東京国立博物館へ。
途中、正岡子規記念球場の前を通りかかった。
正岡子規が上野公園で野球を楽しんだことを記念した球場とのこと。
正岡子規は大の野球好きで、野球を題材にした俳句や短歌も多い。
東京国立博物館ではちょうど特別展として「鳥獣戯画」の展示を開催していたので、特別展込みの券を購入して入館。
まず東洋館のアジアギャラリーを見学。
アジア各地の美術品、文化財がたくさん展示されていて、見どころが多い。
特に中国の美術品、文化財の質、量双方での充実ぶりには感嘆。
それから本館の日本美術の展示を観賞。
刀、槍、鎧を展示してある場所で、女の子三人組が「蜻蛉切が……」などとかなりマニアックな会話をしていた。
おそらく「刀剣乱舞」の影響か……。
それにしても、女の子がそういう話題で盛り上がるなんて数年前では考えられなかった。
水墨画、書もすばらしい。
それから、明治時代に描かれた「鳥獣戯画」の模写も展示。
こちらは本物とちがい、人数が少なく、ゆっくり見学できた。
本館を見終わった後、平成館での鳥獣戯画展を見に行ったが、とにかく人が多い。
絵を見に行ったのではく、人間の後頭部を見に行ったようなもの。
自分は身長が高めなので、丙巻、丁巻の一部は見れたが、見れなかった部分の方がはるかに多い。
「鳥獣戯画」で最も有名な甲巻、乙巻の見学待ち時間も、170分とか180分待ちと言われ、意気沮喪。文字通り長蛇の列。
自分が丙巻、丁巻の一部を見た時点ですでに18時頃になっており、この調子では21時頃にならないと見れない。
結局、途中で撤退することに。
無念。
博物館を出てから、パンダ橋を渡り、上野駅前をブラブラ。
なにか東京名物を食べようと思ったが、前夜からのバス移動と一日中東京を動きまわったことによる疲労で考えるのが面倒になり、結局サイゼリヤで食事。
それから、上野駅で乗車し、品川で京急に乗り換え、青物横丁へ。
京急品川駅で、京阪電鉄の広告を発見したので撮影。
まさかこんなところで……(^_^;)
青物横丁駅に到着し、コインロッカーから荷物を取り出し、駅前の東横インにチェックイン。
東横イン内の自動販売機にはあのドクターペッパーが!
関西では売ってないので今回が初めて。
なんとも表現しがたい味だが悪くない。
ねんがんの ドクターペッパーをてにいれたぞ!
それから、部屋で一人晩酌しながら就寝。
(つづく)
“東京遠征 その五 親征平定東京方略 卷五 上野公園・東博” に対して4件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
京急沿線の神奈川県民・横浜市民です。
京急に乗ってそのまま神奈川県方面に行けば金沢文庫や富岡八幡宮などがあります。
神奈川県のほうが本家なのですが、鎌倉幕府が滅亡してから、下町の方が本家という事になって
しまいましたが、大河ドラマ「太平記」、「北条時宗」がoaされてから
「鎌倉の鬼門の守り」などと宣伝文句をつけるようになりました。劇中に富岡八幡宮がある地域の領主
金沢貞顕・金澤實時といった人を登場させて、「昔日の富岡八幡宮周辺の歴史」を描いたのが
功を奏したのかもしれません。
横浜市南部地方は鎌倉の影響は強いですよ。
うーむ。
そういういきさつがあるんですねえ。
今回は神奈川方面に足を伸ばす時間がありませんでした。
次回こそは!
他に、金沢文庫・富岡八幡宮周辺の山近くに北条高時が命名した「氷取沢」
という地名があります。
北条高時ですか。
次回は横浜、鎌倉、小田原あたりも行ってみたいですねえ。