2020年10月11日 日曜日 くもり 無題

LINEで送る
Pocket

朝から頭痛。
今朝は頭痛で目が覚めた。
低気圧のせいかもしれない。
ロキソプロフェンの錠剤を飲み、散歩とストレッチを行うと、頭痛が多少ましになった。
午前中は散歩とストレッチ、洗濯など。

午後は読書。
大木毅『ドイツ軍攻防史――マルヌ会戦から第三帝国の崩壊まで』(作品社、2020年)を読む。
近年の欧米でのWW1・戦間期・WW2の諸研究をわかりやすく紹介しており、勉強になる。巻末の文献解題は本当に助かる。


例の日本学術会議の問題で、軍事研究させろ!文系・人文科学系は役に立たないなどという実にバカバカしい議論がTwitter上で行われている。
念の為に書いておくが、軍事研究の問題を含む日本学術会議の方針と日本学術会議の任命拒否問題は本来全く別の問題である。
さらに念の為に書いておくが、自分自身は軍事研究というものを否定はしない。

それはそれとして、あえて自分の意見を述べるなら、以下の通り。

軍事研究させろ、人文科学はどうでもいいという態度では、結局お望みの軍事研究さえ満足には進まないと思う。
あえていえば軍事研究こそ人文知をもっとも必要としている分野だ。戦略、作戦、戦術の研究、戦史研究は言うに及ばず、兵器の開発にしてもそれを扱う人間への理解=人文知が不可欠であろう。
狭義の「軍事研究」にのみこだわっていては、軍事研究自体が先細り、行き詰まる。そうなれば、それこそ彼らが叫ぶ大義名分である「平和のために軍事を学ぶ」にも反すると思うのだが。
学問とは一つの分野のみが独立して発展するものではなく、他分野との交流・相互作用があってこそ発展する。軍事研究もまた例外ではあるまい。

軍事学・軍事研究をより広い学問体系の中に位置づけ、また他分野との交流を盛んに行わなければならないと思う。
軍事研究を一部の自衛官・防衛関係者と「軍事オタク」の占有物にしてはいけない。

以上、軍事史を学ぶ者としての感想である。

さて、明日からまた仕事。
今夜は新書をもう一冊読もう。

日本脱出の日、2025年11月11日まであと1857日。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください