2020年10月13日 火曜日 晴れ コロナ下ズボラ日記

昨晩は0時過ぎに布団に入ったのだが、布団の中で昨日届いたKindle PaperWhiteを使って読書していたら眠れなくなり、結局2時半から3時頃ようやく眠りにつく。

今朝は10時頃起床。

昼食を挟んで20時半頃まで仕事。

昼過ぎに、実家の母と電話で世間話。
自分はバツイチの一人暮らし、しかも在宅フリーランス翻訳者なので、いつも一人。
たまに実家に電話するときと、近所のスーパー・コンビニの店員との会話を除けばほとんど何も話さない日々。
日本語会話を忘れかけている。

 

Twitterでは学者に対する憎悪が充満している。
彼ら曰く、学者は「傲慢」であり、「上から目線」であるらしい。

では学者がどういう態度を取れば満足するのか。
結局のところ、口答えする人間や気に食わない人間に対して、「傲慢」だとか「上から目線」という便利な言葉でレッテル貼りすることで、何か言ったつもりになってるだけではないのか。
相手のことを「傲慢」だとか「上から目線」と言ってる人たちはさぞや「謙虚」で「へりくだっている」のだろうとタイムラインを見に行ってみると、例外なくその反対だったりするのはなぜだろう。人間、自分のことはわからないものらしい。

自分は学者になりそこなった「亜インテリ」だが、それゆえに学者の凄さがわかるし、また、その主義主張とは別に人として相応の敬意は払うべきと考えている。

 

最近寝る前に少しずつ読んでいる山田風太郎『戦時下不戦日記』。
昨夜、昭和二十年八月の敗戦直後まで読み進んだところ。

やはり現在の日本の状況と重なり合うところが多い。
歴史は繰り返す、というか「歴史は繰り返さないが韻を踏む」というヤツだろうか。
いつ終わるとも知れない閉塞状況の中で暮らし、政府とメディアに怒り、狂熱的な愛国の風潮とそれに影響され熱くなる、だが心のどこかでニヒルで一歩引いた見方をしている著者山田風太郎。
読み進むうちに、著者の心理と自分の心理がシンクロしてくるのがわかる。

さて、これから風呂に入ろう。
昨日はKindleで風呂読書しようと思ったら、お湯が熱すぎて長くつかっていられず、たまらず風呂から上がってしまった。
今日はぬるま湯で。

 

日本脱出の日、2025年11月11日まであと1855日。