2007/07/16 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 書評 中野美代子『乾隆帝――その政治の図像学』 中野美代子『乾隆帝――その政治の図像学』 文春新書、2007年4月 最近実家から送ってもらった本。宣和堂様の書評を読んで、無性に読みたくなりまして。 乾隆帝の残した建築、絵画、詩文、はては「コスプレ」などから、乾隆帝 […]
2007/07/10 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 書評 寺田隆信『紫禁城史話――中国皇帝政治の檜舞台』 寺田隆信『紫禁城史話――中国皇帝政治の檜舞台』中公新書、1999年 本書の題名からは、紫禁城の建築に関するガイドブックのような印象を受けるが、実際は紫禁城の住人である皇帝たちを軸に明清史を概説したものである。 語り口 […]
2007/04/28 / 最終更新日時 : 2024/03/07 電羊齋 東北アジア史 クリスティー著・矢内原忠雄訳『奉天三十年』(上)・(下) クリスティー著・矢内原忠雄訳『奉天三十年』(上)・(下)、岩波新書、1938年11月 以前、大阪の古本屋で発見してすぐ購入したあと、長らく「積ん読」状態になっていたが、3月に帰国したさいに実家で「発掘」に成功。 ついこ […]
2007/01/25 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 書評 横山宏章『中華民国――賢人支配の善政主義』 横山宏章『中華民国――賢人支配の善政主義』中公新書1394、1997年 最近読んだ本。 民国時代、孫文と中国国民党を貫いていたのは徳と能力を兼ね備えた「賢人」が政治能力のない愚かな人民を導くという思想であり、著者 […]
2006/11/19 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 満洲人 入江曜子『溥儀――清朝最後の皇帝』 入江曜子『溥儀――清朝最後の皇帝』岩波新書(新赤版)1027、2006年7月20日 昨日読了。 溥儀の自伝『わが半生』の共同執筆者(ゴーストライター)李文達が利用できなかった日本側の史料と、溥儀の周りの親族・関係者 […]
2006/09/06 / 最終更新日時 : 2016/06/04 電羊齋 中央ユーラシア史 黒龍「噶爾丹統治時期準噶爾與清朝的貿易往來」 「噶爾丹統治時期準噶爾與清朝的貿易往来」黒龍 (『衛拉特研究』(烏魯木斉)2006年第2期 P11~P17 転載『複印報刊資料』明清史 2006.7 中国人民大学書報資料中心) ガルダン(噶爾丹)と清朝は大規模な […]
2006/08/26 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 中央ユーラシア史 杉山正明『疾駆する草原の征服者――遼・西夏・金・元――』講談社 中国の歴史08 杉山正明『疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元』講談社 中国の歴史08 2005年(→講談社学術文庫、2021年) 最近、実家から送ってもらった杉山正明『中国の歴史08 疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元』講談 […]
2006/08/22 / 最終更新日時 : 2016/06/04 電羊齋 清朝史 潘向明「論醇親王奕譞」 「論醇親王奕譞」 潘向明 (『清史研究』2006年第2期 2006.5 p97~P106) 醇親王奕譞(じゅんしんのう えきけん chun2 qin1wang2 yi4xuan1) 道光二十年(1840)~ […]
2006/08/21 / 最終更新日時 : 2019/04/30 電羊齋 書評 あなたの知らない年号――李崇智(編)『中国歴代年号考』(修訂本) 李崇智 編著『中国歴代年号考(修訂本)』中華書局、2004年12月(初版 1979) 中国ではいわゆる正統とされた王朝以外にも、ありとあらゆる政権が年号を建てている。 なぜなら年号とは王朝の権力と正統性の象徴であるからだ […]
2006/01/10 / 最終更新日時 : 2024/03/07 電羊齋 東北アジア史 『ノモンハン戦車戦――ロシアの発掘資料から検証するソ連軍対関東軍の封印された戦い ――』 正月に帰国した時に読んだ本。最近関東軍関係の本を色々読んでます。 見所は著者がロシアの膨大な公文書の山から発掘してきた、大量の写真や詳細な戦況報告、統計資料である。 なんといっても、これまで文章でしか読むことの出来 […]
2005/09/04 / 最終更新日時 : 2005/09/04 電羊齋 書評 閻崇年『正説清朝十二帝』 本書は、昨年(2004年)中国中央電子台で放映されたシリーズ番組「清十二帝疑案」から再構成されたものである。本書では、著名な清朝史研究者である閻崇年氏が、清朝の十二人の皇帝の生涯について最新の研究成果を盛り込みつつ、軽 […]
2005/06/19 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 東北アジア史 『未来を開く歴史―東アジア3国の近現代史』 日中韓3国共通歴史教材委員会(編)『未来をひらく歴史―東アジア3国の近現代史』高文研、2005年5月 扶桑社の『新しい歴史教科書』に対抗して、日中韓三国の学者が共同執筆した教科書。 記述範囲は19世紀後半から現在にいたる […]