2010/12/15 / 最終更新日時 : 2010/12/15 電羊齋 八旗制度 定宜庄(上田貴子訳)「清代北京城内の八旗鰥夫」 定宜庄(上田貴子訳)「清代北京城内の八旗鰥夫」井上徹・塚田孝編『東アジア近世都市における社会的結合――諸身分・諸階層の存在形態――』大阪市立大学文学研究科叢書第3巻、清文堂出版、2005年 鰥夫(かんふ […]
2010/10/25 / 最終更新日時 : 2021/01/28 電羊齋 満洲語 故宮博物院編『同文之盛――清宮蔵民族語文辞典』 『同文之盛――清宮蔵民族語文辞典』故宮博物院編、紫禁城出版社、2009年8月 目次 概述 多種体例的辞典 一、分類詞典 『音漢清文鑑』 『満蒙漢字書』 『四体合璧文鑑』 『満蒙藏嘉戎維五体字書』 『初学必読』 二、音序辞 […]
2010/10/15 / 最終更新日時 : 2024/03/07 電羊齋 書評 ノンフィクション本ベスト5 自分が今まで読んできたノンフィクション本ベスト5。はてなハイクにも載せた。 アジア・中国関連書は多すぎて決められないので割愛。 山際淳司『スローカーブをもう一球』角川文庫、1985年 木村元彦『悪者見参――ユーゴスラビ […]
2010/10/03 / 最終更新日時 : 2010/10/03 電羊齋 清朝史 劉鳳雲「戦事中的非常規捐納――論康熙朝平三藩開啓的捐納事例――」 刘凤云《战事中的非常规捐纳――论康熙朝平三藩开启的捐纳事例》《中国人民大学学报》(北京)2010.1,pp.115~123 → 《复印报刊资料・明清史》2010.7,pp.3~11 清代の捐納(売官)制度は三藩の […]
2010/06/27 / 最終更新日時 : 2010/06/27 電羊齋 新着文献 新着文献(2010年6月) 和文 ・中国関連 愛新覚羅顕琦『清朝の王女に生まれて―日中のはざまで―』中公文庫、2002年(単行本初版:1986年)小池晴子『中国に生きた外国人―不思議ホテル北京友誼賓館―』径書房、2009年安田峰俊『中国人の本音―中 […]
2009/10/05 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 満洲人 三宅理一『ヌルハチの都――満洲遺産のなりたちと変遷』 三宅理一『ヌルハチの都――満洲遺産のなりたちと変遷』 ランダムハウス講談社、2009年2月 目次 序 第1章 ヌルハチとマンジュ国 第2章 フェアラ築城 第3章 ヘトアラ造営とアイシン国の開国 第4章 遷都の時代ーサルフ […]
2009/09/11 / 最終更新日時 : 2024/03/07 電羊齋 満洲語 何栄偉編『満語365句』 満語365句 何栄偉 編 遼寧民族出版社 2009.6 目次 前言 一、问候(あいさつ) 二、身体(身体、健康) 三、年龄(年齢) 四、家人(家族) 五、姓名(姓名) 六、互相认识(自己紹介) 七、吃饭(食事) 八、喝东 […]
2009/07/28 / 最終更新日時 : 2019/01/27 電羊齋 八旗制度 王濤「清火器営初考」 王濤「清火器営初考」(『軍事歴史研究』2007年第3期) 著者の王濤氏は、太宗天聡年間から康熙年間の多くの史料に分析を加え、入関前の「八旗火器営」、「旧漢兵」(のちの八旗漢軍)から「漢軍火器営」そして「八旗満洲火 […]
2009/04/02 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』 村上信明『清朝の蒙古旗人――その実像と帝国統治における役割』ブックレット《アジアを学ぼう》4、風響社、2007年 目次 はじめに 1 清朝史への関心の高まり 2 帝国統合の中核組織―八旗 3 蒙古旗人は「満洲」か、「モン […]
2009/01/02 / 最終更新日時 : 2014/04/06 電羊齋 文献紹介 ウイグル語版毛沢東語録 维吾尔文毛主席语录 お年玉企画 ウイグルついでにこれもどうぞ。 ウイグル語版毛主席語録 维吾尔文毛主席语录 2005年8月,在新疆旅游时购买。 同じく2005年8月の新疆旅行で購入したものです。 ウルムチの二道橋の土産物屋で、ウイグル人の兄 […]
2008/11/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 歴史群像シリーズ『大清帝国――“東洋の獅子”の栄光と落日』 『大清帝国――”東洋の獅子”の栄光と落日』新・歴史群像シリーズ15、学習研究社、2008年7月 待望の清朝史の歴史群像シリーズ。 王朝の創始から康熙、雍正、乾隆の繁栄を経て、清末の衰亡へと至る歴史の概説、皇帝とそれを […]
2008/04/04 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 平野聡『大清帝国と中華の混迷』 平野聡『大清帝国と中華の混迷』興亡の世界史12、講談社、2007年10月(→講談社学術文庫、2018年) 本書は大清帝国が歴史上どういう意味をもつのか、現代の中国とどのようなつながりを持っているのか、そして中国と「中 […]
2008/02/11 / 最終更新日時 : 2008/02/11 電羊齋 東北アジア史 素素『流光砕影』 素素『流光砕影』大連出版社 2008年1月 本書は歴史的建造物を中心に、著者自身の見聞や体験を交えつつ、大連の波乱の近代史を語ったものである。 著者の素素女史は大連生まれの大連育ちで、大連の歴史的建造物のドキュメント […]
2007/10/28 / 最終更新日時 : 2020/09/26 電羊齋 八旗制度 常林・白鶴群『北京西山健鋭営』 常林・白鶴群『北京西山健鋭営』学苑出版社(北京) 2006年7月 この間、北京の満洲族の友人である阿敏さんのご紹介で購入、先週読了。 本書は、北京の西北、香山のふもとにあった八旗の攻城戦専門部隊「健鋭営」の歴 […]
2007/10/14 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 八旗制度 劉正愛『民族生成の歴史人類学――満洲・旗人・満族』 劉正愛『民族生成の歴史人類学――満洲・旗人・満族』風響社、2006年3月 3ヶ月ほど前に発見し、最近読了。 中国における「民族」概念の特殊性やその特殊性からくる「満族アイデンティティ」の創造について、遼寧省および福建 […]
2007/07/22 / 最終更新日時 : 2007/07/22 電羊齋 書評 屈春海『清宮档案解読』 屈春海『清宮档案解読』華文出版社 2007年4月 昨日、大連図書城にて購入。 冒頭で清朝の文書行政制度と档案史料について概説し(入門として非常に良くできている)、次いで清朝史のいろいろな事件について档案史料をもとに […]
2007/07/16 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 中野美代子『乾隆帝――その政治の図像学』 中野美代子『乾隆帝――その政治の図像学』 文春新書、2007年4月 最近実家から送ってもらった本。宣和堂様の書評を読んで、無性に読みたくなりまして。 乾隆帝の残した建築、絵画、詩文、はては「コスプレ」などから、乾隆帝 […]
2007/07/10 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 寺田隆信『紫禁城史話――中国皇帝政治の檜舞台』 寺田隆信『紫禁城史話――中国皇帝政治の檜舞台』中公新書、1999年 本書の題名からは、紫禁城の建築に関するガイドブックのような印象を受けるが、実際は紫禁城の住人である皇帝たちを軸に明清史を概説したものである。 語り口 […]
2007/04/28 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東北アジア史 クリスティー著・矢内原忠雄訳『奉天三十年』(上)・(下) クリスティー著・矢内原忠雄訳『奉天三十年』(上)・(下)、岩波新書、1938年11月 以前、大阪の古本屋で発見してすぐ購入したあと、長らく「積ん読」状態になっていたが、3月に帰国したさいに実家で「発掘」に成功。 ついこ […]
2007/01/25 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 書評 横山宏章『中華民国――賢人支配の善政主義』 横山宏章『中華民国――賢人支配の善政主義』中公新書1394、1997年 最近読んだ本。 民国時代、孫文と中国国民党を貫いていたのは徳と能力を兼ね備えた「賢人」が政治能力のない愚かな人民を導くという思想であり、著者 […]
2006/11/19 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 満洲人 入江曜子『溥儀――清朝最後の皇帝』 入江曜子『溥儀――清朝最後の皇帝』岩波新書(新赤版)1027、2006年7月20日 昨日読了。 溥儀の自伝『わが半生』の共同執筆者(ゴーストライター)李文達が利用できなかった日本側の史料と、溥儀の周りの親族・関係者 […]
2006/09/06 / 最終更新日時 : 2016/06/04 電羊齋 中央ユーラシア史 黒龍「噶爾丹統治時期準噶爾與清朝的貿易往來」 「噶爾丹統治時期準噶爾與清朝的貿易往来」黒龍 (『衛拉特研究』(烏魯木斉)2006年第2期 P11~P17 転載『複印報刊資料』明清史 2006.7 中国人民大学書報資料中心) ガルダン(噶爾丹)と清朝は大規模な […]
2006/08/26 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 中央ユーラシア史 杉山正明『疾駆する草原の征服者――遼・西夏・金・元――』講談社 中国の歴史08 杉山正明『疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元』講談社 中国の歴史08 2005年(→講談社学術文庫、2021年) 最近、実家から送ってもらった杉山正明『中国の歴史08 疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元』講談 […]
2006/08/22 / 最終更新日時 : 2016/06/04 電羊齋 清朝史 潘向明「論醇親王奕譞」 「論醇親王奕譞」 潘向明 (『清史研究』2006年第2期 2006.5 p97~P106) 醇親王奕譞(じゅんしんのう えきけん chun2 qin1wang2 yi4xuan1) 道光二十年(1840)~ […]
2006/08/21 / 最終更新日時 : 2019/04/30 電羊齋 書評 あなたの知らない年号――李崇智(編)『中国歴代年号考』(修訂本) 李崇智 編著『中国歴代年号考(修訂本)』中華書局、2004年12月(初版 1979) 中国ではいわゆる正統とされた王朝以外にも、ありとあらゆる政権が年号を建てている。 なぜなら年号とは王朝の権力と正統性の象徴であるからだ […]
2006/01/10 / 最終更新日時 : 2024/05/23 電羊齋 東北アジア史 『ノモンハン戦車戦――ロシアの発掘資料から検証するソ連軍対関東軍の封印された戦い ――』 正月に帰国した時に読んだ本。最近関東軍関係の本を色々読んでます。 見所は著者がロシアの膨大な公文書の山から発掘してきた、大量の写真や詳細な戦況報告、統計資料である。 なんといっても、これまで文章でしか読むことの出来 […]
2005/09/04 / 最終更新日時 : 2005/09/04 電羊齋 書評 閻崇年『正説清朝十二帝』 本書は、昨年(2004年)中国中央電子台で放映されたシリーズ番組「清十二帝疑案」から再構成されたものである。本書では、著名な清朝史研究者である閻崇年氏が、清朝の十二人の皇帝の生涯について最新の研究成果を盛り込みつつ、軽 […]
2005/06/19 / 最終更新日時 : 2024/03/06 電羊齋 東北アジア史 『未来を開く歴史―東アジア3国の近現代史』 日中韓3国共通歴史教材委員会(編)『未来をひらく歴史―東アジア3国の近現代史』高文研、2005年5月 扶桑社の『新しい歴史教科書』に対抗して、日中韓三国の学者が共同執筆した教科書。 記述範囲は19世紀後半から現在にいたる […]